約 4,096,224 件
https://w.atwiki.jp/carwash-2ch/pages/17.html
シュアラスター洗車スポンジ PVA素材。 うたい文句に反して結構硬い。 保水力はある。がしかし硬さがアダとなり 保水した水をなかなか排出してくれない。 普通に使用しているとボディはすぐに水不足状態。 絞ると水が出てくるが、硬くて疲れる。 やはり硬さがアダとなり、泡立ちも悪い。 拭うとき、ざらつき感がとてもある。 ざらつき=砂を引きずっていると考えている自分は 1回で使用を止めました。 アイオン洗車スポンジタイトグリップ これは洗車スレでもお馴染みの定番品。 シュアと同じPVAですが、こちらはとても柔らかく 泡立ちもよく、ソフトに拭えます。 保水力もあり絞るとクリーミーな泡も適度な バランスで出てきます。 これを使った洗車キズ防止の戦車砲としては 最初に泡立たせた洗剤にこれを付け、適当な面積のボディにハイドロのように軽く滑らせ、 汚れと泡をなじませます。そこでスポンジをバケツでゆすいだ後、その部分を普通に拭えば、砂を引きずることなく 洗車できます。 洗車傷を付けたくないならば、先を急いで ガンガン拭うのは禁物です。 ブリス起毛拭き上げクロス 本来はブリスの拭き上げ用クロスですがシャンプー洗車 にもおすすめな一品です。スポンジに比較しても 優れているところは、汚れ落とし性能です。 スポンジで取れなかった、ドアノブ下やミラー下の 水垢もこれだと軽く拭うだけで綺麗に取れます。 拭っている時の感触も軽くツルツル滑るように拭えます。 保水力もあります。しかしこれを絞ったところで泡は あまり作られないので、事前にバケツで十分な泡を 作りましょう。 起毛というところで、ある程度の砂埃の包容力はあるのですが、やはりスポンジ以上にあまり先を急いで 拭うと洗車キズの恐れがあるので、面を頻繁換えたり バケツでゆすぐ回数は多めにしましょう。 なのであまりに砂埃や砂利の乗った汚れたボディには スポンジの方が安全かもしれません。 ウィルソン2倍吸水セーム これは普通に水分ふき取り用セームです。 スレでたまにこれで洗車してるという人を見かけるので 自分の感想を。 滑りはまぁまぁ良いです。でも汚れ落ちの性能は ブリスのと比べて雲泥の差です。 起毛でもなく汚れの包容力も乏しいので、洗車キズの恐れも あります。リスクばかり目立つので、お勧めしません。 あまりにもでかすぎて扱いも大変です。 普通にふき取りようとして使いましょう。 シュアラスターシャンプー 1リットル 400ミリリットルのと値段が同じ時とかあります。 ホムセンだと780円位なので、それほど割高感はありません 「WAXを落とさない」とか書いてあるゆえなのか 結構最初から薄い感じです。 でも必要な泡は出るので汚れ落とし性能とボディとの 円滑性では問題ないかと思います。 一番気に入ってるのは濯ぎ性能です。 とても早く濯げます。まぁ薄いからなのかな。
https://w.atwiki.jp/gup-br/pages/102.html
ゴルフ場ロッジ内で息を潜める三人の耳が、わざとらしい声。冷淡であろうとして、どこか喜色を隠しきれないそれを聞き取る。 冷泉麻子は二人の顔にちらりと視線を向けた。島田愛里寿は緊張して眉を顰めており、土屋夢屯は顔色を悪くしながら口元をもごもごとさせている。 イヤミったらしいうえにもったいぶった再説明とともに放送が進んでいく。友人の安否が気になっている方も多いでしょう──努めて冷静を装う麻子の頭に武部沙織の顔が浮かぶ。そして、すぐに二度ほど瞬きをして脳内から消し去ろうとした。 (大丈夫だ。あいつは身も心も太い奴だから、私の帰りを待ってくれてる) 今彼女のことを考えてしまったら放送を聞くどころではいられなくなることが麻子にはわかっていた。放送が禁止エリアの指定に移る。愛里寿が大きな瞳を瞬かせ集中しだす。 禁止エリアは──『午後1時よりD-4、』 (まずい)麻子の眦に力が入る。(沙織が向かってた方角だ)(一時間後ということはここからすぐに走っていったとしても間に合うか)(連絡手段がない。そこに留まってて、C-4かD-7に移動するとしたら、さっきの動画の下手人と鉢合わせる)(そうなったら……あの動画みたいに──) 「午後5時よりC-3、午後6時にD-3」「……真ん中で真っ二つだ。どうして?」 土屋が思わず、といった調子で声を漏らした。そして二人の顔を見渡す。 「思ったよりも各エリアで進んでいるのかもしれない……」 愛里寿が主語を省く形で答えた。省いたのは言及したくなかったからだった。何を省いたのかも何故言いたくないのかも二人はわかっていた。 ──予想以上に、この特殊殲滅戦に乗った殺人者は多い。考えを補強するように、放送が次の話題に移った。 『──次に、死者の発表をします。死者は計13名』 麻子はひゅうと誰かが息を呑む音を聞いた。次いで身体が振動を感じたので、元をたどるように視線をやる。土屋の身体が見てるだけでわかるようにぶるぶると震えている。 震える彼女を見て、麻子は何故か武部沙織を想起してしまった。(沙織)そして今度は止めることはできない。『死者の名前は──』(沙織…!) 『五十鈴華』冷泉麻子は凍り付いた。何も言うことも動くこともできなくなった。ただ視線だけが左右を彷徨う。頭を抱えて振るえる土屋がまた視界に入った。(こんな、こんなにもあっけなく)(いつも会って笑ってたあいつがこんなにあっけなく) あっけなく。死ぬのはわかっていたことではないか。 麻子は目を大きく見開いた。あっと何かに気が付いたような声を出していた。『磯部典子──』慣れ親しんだ名前が続く。(沙織) 冷泉麻子は気が付けば両手を固く結んでいた。体制は膝をついて上半身が丸まるようになる。それは武部沙織に残酷な結果が訪れていないことを必死に祈る姿勢であり、以前味わった、心身がバラバラになってしまうような衝撃を必死に耐えようとする防御であった。 そして、丸い背中を再び──人生で二度目に味わう後悔が登ってくる。(なんで私はこんな場所にいるんだ)なぜ留まって彼女についてやれなかったのか。自分は決して取り返すことができない決定的なミスを犯したのではないか。麻子は強く目を瞑る。 麻子は別れたときの沙織の笑みを思い返していた。空に抜けていくような希望を見せるような笑みだった。決してこちらに心配をかけまいとする顔だった。その姿が、目の前で震えている土屋と重なる。 (そうだ。あいつ、一緒にいてほしかったに決まっているのに) バイトに向かう麻子を送り出すいつもの姿をしてくれたのだ。彼女は本当に優しい、強い母性を持った人だった。 そんな人がこんな場所で理不尽に呼び出されて死ぬなど、あってはならないことだ。だから決して起こるはずがない。ましてや、あっさりと名前を呼ばれるようなことはない。麻子は必死に思い込もうとした。思い込もうとして──。 しかし、しかし、五十鈴華は呼ばれたのである! あんなしなやかで強い人が! 日々を一緒に過ごした人が! ……気が付けば死者の発表は終わっていた。麻子は呼吸することを忘れていた。身体は硬直しきっている。続いて結成されたチーム名が読み上げられ、その後に無所属として武部沙織の名が呼ばれる。麻子は強い衝撃で固まった身体をやっとのことで動かして、他の二人の顔を確認した。 愛里寿は気遣うように麻子のことを見ている。土屋の顔色はもう真っ青である。「すまない」麻子は口を開いた。彼女はとにかく武部沙織を探しに行きたかった。 「クラブハウスの場所はわかるな、私は沙織を迎えに行くから──」 言いながら地図アプリを開く。無数の赤点が地図上にあり、病院にあるそれに白い指が触れた。五十鈴華の名前があった。そして、天啓が麻子に降りた。 それは武部沙織が向かっていた方向だ。もしも五十鈴華と出会っていたら近くの施設を拠点にして落ち着くだろう。五十鈴華が死んでいるということは──。 心臓から激情があふれ出て、彼女の体を走らせていた。辛うじて愛里寿と土屋のことは頭の中に残っていた。 「D-4の病院に行く。二人は先輩を頼む。あとで必ず戻るから」 言うだけ言って彼女はロッジを飛び出した。流れる汗も撃たれる危険も気にせず一心不乱に走る。海沿いの道に出て、緩いカーブの道路を彼女は行く。遠い陽炎に誰か二人の人影が浮かび、消えた。 ※ ※ ※ 面倒が増えてしまった。──大洗女子学園戦車道全国優勝の一報を聞いたとき、彼の役人の呟きである。あの日、あの時の迂闊な発言、全国優勝を条件とした学園艦の存続について、彼は把握していた。これによってあのツインテールの少女が友人一同を引き連れ騒ぎ立てることを考えると億劫になる。書面で残っているものでもないが、あのとき録音等をされていたとしたら、その音声はメディアに流れるかもしれない。そうなれば反対運動に呼応して地方紙クラスが騒ぎ立てることは十分にある。 それだけならまだしも、戦車道全国優勝という大業を達成した学園艦なのだ。全く無名の学校が優勝し、約束を果たしたにもかかわらず裏切られた──そのような刺激的なストーリーを作られてしまえば全国クラスの騒動になる可能性も十分にある。 肝心の全国優勝すれば廃艦中止の約束については、手間はかかるが無効にすることは可能である。口約束にも法的効力が発生するとはいえ、肝心の取引の内容が荒唐無稽すぎる。また、あの少女の立場はなんら学園艦全体の利益について代弁しているとみなされるようなものではない。 法廷闘争になったとしても十分に勝てるだろう。しかし、それよりも大きな問題がある。彼は歯を嚙み締めた。 自分が相手が単なる女子高生であるからといって、容易に隙を晒し、その結果国の機関に対して損害を与える人間であると評価されてしまうことだ。 疲れていた、相手は学生、言い訳はできるが、ミスをしたという評価からは免れない。こんなことだけで今まで重ねてきた自分の努力と成果にケチがつく、そんなことはあってはならない──。 彼は歯を食いしばって天井を睨んだ。そして視線をデスクに落として後に深く息を吐いた。 それにしても、西住流はうまくやったものだ。大学戦車道で島田流に優位を形成されたことに反応し、このような奇策に打って出た。まさか本拠である黒森峰の10連覇をわざと捨てることまで平然と行うとは。 わざとらしい事故による敗北でセンセーショナルな話題を作り、その後全く無名の高校が全国優勝を達成する。率いたのは敗因を作った西住流家元の次女。黒森峰を追放された人道的な少女が素人を率いて全国優勝。 これによって黒森峰の風評には多少の傷がついたが、西住流の評判はうなぎのぼりであり、高校戦車道についても例年にない盛り上がりを見せている。 しかし、黒森峰を追放された優しい少女が素人を率いて全国優勝しました。そんなことがありえるだろうか。あり得るはずがない。 まず、この西住流次女の才能については疑うものはない、間違いなく現高校戦車道でトップクラスの能力を持っている。指揮及び作戦立案の面ではピカイチだ。しかし、それを実行できる人員が無名の高校から湧いて出てくるかといったらそんなわけはない。また、戦車車両の問題もある。この学園ではまるで発見されたように次々に新規戦車車両の登録がされているが、学園艦内に長年放置されている車両がそう簡単に動くものだろうか。 ──間違いなく、人員育成、戦車車両については西住流の援助が存在している。 無名であった学園艦の裏には西住流の大きなバックアップがついていたのだ。これならば強豪であるサンダースやプラウダの敗北についても納得できる。黒森峰戦については、もはや西住流の手のひらの上だったということだ。 高校戦車道にも参入し西住流を駆逐するというのが島田流上層部の目論見だったが、それは崩れつつある。そして彼らの求心力低下から、大学戦車道連盟理事長にまで地位を進めた島田千代とその一派が、独自の動きを取り始めたとの報告もある。 ただ、あの試合展開、逆境からの華麗な打開、あっと言わせるような作戦行動。おかげで地味で華がないという評価だった西住流に注目が集まっている。 しかし、これについては西住流の誤りではないか? 高校生の小娘たちがあそこまで綺麗に作戦行動をとれるものだろうか。勝利に万全を期すために試合に対して裏工作を働いた可能性が有る。それならば、西住流による裏工作の証拠が残っているかもしれない。 大洗の生徒会長及び戦車共同体所属自衛官、それに西住流家元が高校戦車道理事の肩書で連盟理事長を伴い、面会を求めたとき、それは確信に変わった。 ここまで学園艦側につくというのは、もはや一蓮托生、よっぽどの工作を全国大会で行ったに違いない。 よろしい、ならば島田も関与させよう。大学選抜と大洗女子学園の間で交流試合を開催する。そして大洗女子学園側が勝利した場合には望みどおり廃校を撤廃しよう。もちろん大学選抜側が勝利した場合は、廃校は計画通りに実施する。 西住しほも世間的には潔癖な人柄と実力主義で通っている。ましてや大学選抜といえば島田流の牙城だ。彼女は派閥の領袖としても、個人としても、この殲滅戦の申し出を向こうは受けざるを得ない。 ここで勝利すれば学園艦の廃艦はもちろん、西住流の勢いを大きく削げる。そして不正の証拠をつかめば、もはや西住流の首根っこを握ったも同然だ。その功績を持ってすれば、何とか省庁内での影響力は保つことができるだろう。 ただし、警戒すべき点がは2点ある。西住流次女の力量と西住流本家の介入だ。天才西住みほについては、徹底して戦車の数量と性能の差で対処する。現在大洗女子の保有している戦車は8台であるが、大学選抜側の参加台数は30台とし大部分をクルセイダーとする。 また、それに加えて特例で超特大兵器を捻じ込む。 まあ、大学選抜を率いるのはすでに成果を残している神童島田愛里寿。その下には特殊殲滅戦の生き残り、他がなかなか遠方の留学先から帰ってこないのに三人だけ帰ってきたことから付けられた、通称(魔の海域の三人)バミューダトリオ。万が一にも負けることはないだろう。 もし、敗北したならばとんでもない無能の烙印を押される上に、多方面──島田流、省庁、民間、政治家──本当に各所にわたって迷惑をかけることになる。正直生きていられるのかも怪しい事態になるだろう。万が一にもあり得ることではないが。 しかし殲滅戦、殲滅戦か。彼は考える。ちょうどいい。前回の特殊殲滅戦をご覧になった方々はそれをきっかけにあの行事に強い思い入れをお持ちになった方がたくさんいる。あまたの犠牲の上でロールアウトした彼女たち3人のパフォーマンスに注目が集まっている。皆さんにも殲滅戦が行われることを周知しておこう。全くの虐殺となるので、試合が成り立つのかも怪しいが。 特殊殲滅戦──島田千代を初めとする主流派は手を切りたがっている。全く同感だ。こんな危なっかしい爆弾をいつまでも抱え込んでいたくはない。ただ、困ったことに先代の家元はこの爆弾を続けたがっているし、思い入れをお持ちの方々もまた存続を望むだろう。これではいつ廃止できるか分かったものではない。 今回は両方にいい顔をしたい。 なので、軍神さん。できればあの三人と島田愛里寿のアピール機会ぐらいは作ってくださいね。 彼は心中で某女子学園にエールを送った。 ※ ※ ※ BC自由学園──BC高校と自由学園が突如として合併することで誕生した大規模な学園である。二校がともにマジノ女学院の分校であり、文化的風土が近いと判断されたこと。ともに学園艦が老朽化しており、2隻の改修や新造を行うよりも、統合した巨大な一隻を建造する方が安上がりであること。これらに加えた多様な観点の上に経営母体と行政の思惑が重なり設立された大規模な学園だ。 この唐突な合併はもちろん生徒たちを納得させることはできなかった。しかし、賢明なる生徒たちは怒りをくっついて来た一つの学園側に向けた。古くはともにマジノ学園からブドウ畑の管理を任され、牧歌的な時間を過ごした二校。現在に至るまでの時代の流れとともに様相をすっかり変え、互いに相いれないほど様変わりしていたのだ。 近いと判断されていた文化的風土はかけ離れたものであり、唐突な合併は激しい拒絶反応を引き起こし到底適応できるものではなかった。何しろ学園艦の老朽化以外は何の問題もなく健全に運営されていた二校である。無理矢理くっつけたものがエラーも起こさず適切に動き続ける方がおかしいのだ。 突然異なる文化のものと生活しなければならなくなった上に、奴らは自分たちの自己表現、社会主張、その機会を理不尽に奪っている──分断は広がった。通常の授業クラスを除き、彼女たちは学園艦の真ん中を境に居住地から活動する場所まで、左右で真っ二つに分かれてしまった。ただ所属高校の違いで、である。 ちなみに教師のコメント。 ──いかに二つに分断されているといっても、全く関りを持たないということではない。むしろ張り合える機会があれば彼女たちは積極的に張り合おうとしている。この対抗心が正しく発揮されれたうえで協力できたなら途轍もない力になる。だから相手方は折れるべきだ。 教師たちでさえ争うこの合併、それによって発生した巨大学園艦の症状──大きなものから小さなものまでより取り見取りだ──例に一つ上げると、学園代表問題であろうか。統合により部活動及び学内活動、大きなものでは戦車道など、大会コンクールで2校分あったはずの参加生徒の枠がいきなり1校分となってしまったのである。もちろん2校の参加者から選抜を行わなければならないが、選抜を実施する側の選択から異論が噴出した。元がどちらの者が選ぶかの段階で揉めたのである。 自由学園中等部のころ、発生していたそんな諍いを冷ややかにアズミは見ていたが、彼女もまた高校生になるとともにこの奇妙な分断に対して向き合わなくてはならなくなっていた。彼女が続けていた女学院花形競技である戦車道は、指導部が完全なレームダックに陥ってしまっていた。上は何も決めることが出来ず、下は味方を砲撃する始末。結果として一回戦負けが続く弱小にまで落ちぶれている状況であった。 彼女は独特な雰囲気、風格というものであろうか? それを持っている生徒であり、そして、オシャレな人。どこか学内対立からも浮いているような感じの少女。それが元自由学園に所属しているアズミの評価である。 彼女は人をどこか浮ついた気分にさせる雰囲気を持っていたていた、学力は高く、才女として認められるには十分、体力は長い手足を機敏に動かしてみている人の目を惹く。多方面に確かな能力を持っている彼女にBCの少女たちは一目置いていた。そして自由学園組もたまにBC側の商業地で食事や買い物を行う彼女に強く指摘したりはしなかった。 しかし、そんな彼女もまたこの世界の女子高生の例に漏れず、戦車道に強い執着を持っていた。そして誰よりも強い勝利への渇望も。優秀な彼女の頭脳は判断する。現在も分断を深めている両者の融和は自分の在学中には不可能である。しかし、現在の分断状態のままでは一回戦を突破することも難しいだろう。 ──融和だけに骨を折って卒業して、勝利の味を味わえないまま去るのは嫌。 だから彼女は、さらに分断を煽った。 バラバラのチームを何とかまとめようとする隊長を尻目に、出身校別の紅白戦をことあるごとに呼びかけた。その上で紅白戦勝者への報酬として、訓練場使用の優先権、対外試合への優先出場権を与えるように工作する。 盛り上がる紅白戦は白熱した。分断は深まる一方であったが、それぞれ立場と尊徳は明確だった。そのうち彼らは勝利に対して貪欲になっていった。 より良い戦術の研究、敵味方の使用車両の性能把握、相手側の作戦傾向の概算。 その年の対外試合、アンツィオ高校の闘い。自由側が代表の優先権をもぎ取ったその戦いで、BC自由学園は初めての勝利を得た。統制も取れず何もできないまま敗北していた烏合の衆は、ようやく戦える体制になったのである。まあ、この勝利自体の喜びよりも、BC代表集団より先に勝利したことを喜んでいたのは致命的な分断と言わざるを得ないが。それでも、勝利は勝利だった。 彼女が2年の秋、自由学園側のエース車長との認識されるようになったころ。 チーム内の雰囲気が徐々に変わり始めている。それは紅白戦を通して互いの力量を認め合い、ついにチーム全体が一致団結するようになったのだ──なんて夢物語ではない。 さらに新しい分断が生まれ始めていたのである。まったく人間は愚かであった。 合併が起こる前、自由学園は中高一貫校で、BC高校はその名の通り単一高校。 本来ならば元BC高校に所属していた世代は3年で抜けるため、BC自由学園は4年後には自動的に自由学園閥で統一されていたはずである。 しかし、合併時の混乱に伴い、全体の生徒数を調整するという名目で導入された制度──大規模な途中入学制度が思いっきり足を引っ張った。 自由学園閥の人員は常に満たされている。中学から高校に上がってくる生徒たちはそのまま中学の時から親交がある先輩からポジションを引き継ぐ。彼女たちはそのままエスカレーターで自由学園代表となり、人員に空きは出ない。 そうなると、厳しいのは高校から入学してきた受験入学組である。貴族のように身内でポジションを回す自由学園メンバー彼女たちが割り込むのは極めて難しかった。何かとエスカレーターで上がってきた内部生に業を煮やした彼女たちは、なんと、人員が不足して消滅するはずだったBC高校閥をそのまま引き継いでしまった。これによってBC高校閥は息を吹き返し、不毛な内戦、権利争いの紅白戦は継続される。 世代交代で解決するはずの出身校問題は、エスカレーターで中学から上がる、代表人員内定の特権を抱えた内部進学組。そんな特権への不満を抱え、対抗しようとする受験組。両者が絶えず人員を供給することでいつまでも続けていける対立となった。元自由高校の生徒がいなくなっても、元BC高校の生徒がいなくなっても。学内対立は、そんな救いがない状態となってしまったのだ。 この問題はいつまでも形を変えて続いていくように皆は思っていた。出身校の対立から入学経緯の差による対立へと移り変わりながら、それぞれBCと自由の名を背負って、続いていくのだと。アズミたちの世代以外は。 そう、アズミたちの世代が問題を解決できる最後の世代だった。 なぜなら、彼女たちの世代はまだ元自由学園の世代。BC高校に隔意はあっても、受験者組にはない。だって私たちが嫌いということになっているのはBC高校出身者、受験して途中から入ってきた受験者組の少女たちはBC高校出身ではない。彼女たちは悪辣なBC高校閥に騙された被害者で、自由学園側の新しい仲間たち。 皆でBC高校に対抗していきましょう! こうして、受験者組は自由学園閥に組み込まれた。BC×自由という形だけの紅白戦は行われたが、受験者組はどちらが勝ったとしても練習場を使用可能で、対外試合にも出場できる。 その年の隊長はアズミが選ばれた。BC自由学園初の満場一致である。 彼女はもはやBC高校は脅威ではないとして、紅白戦の取りやめを行う。これからは自由学園閥の者でやっていく。ということで純粋な力量による代表の選抜を実施した。初めてのBC自由学園、その総力を挙げたチームが完成したのである。彼女たちは全国高校戦車道大会で輝かしい成績を残した。これにより自由学園はBC高校への勝利を宣言した。 BC高校と自由学園の長い対立は自由側の完全勝利に終わった。戦車道で自由学園が完全に勝利したという事実はやがて学園全体に波及し、自由学園閥がBC自由学園を動かしていくこととなるであろう。Vやねん! 自由学園、おお、自由学園に永遠の栄光あれ──。 「いや、それって全く問題の解決になってないざますよね?」 そうである。問題は棚に上げられて今にも発言したのっぽの少女──彼女の高い高い頭に降り注ぎそうだった。 つまるところアズミたちはすべての分断をもう誰もいないBC高校に押し付けただけであった。エスカレーター組と受験者組の相手に対する感情は全く解消されていない。しかしともかく試合には出たいし、勝ちたいのだ。アズミたちが用意したBC高校という敵の虚構に彼女たちは全力で騙されたふりをして、団結した。まだギリギリ出身校の対立で、入学経緯による対立ではないということになっていて、分断の歴史が浅いからできたことである。 当然、エスカレーター組と受験者組の対立は何も解決していない。形骸化していた左舷右舷の学園艦の分断は今回を機に取っ払われたが、今度は前と後ろで分かれており、物理的な壁が設置されそうになっている。 吾輩たちが完全に割を食うざますこれ。のっぽで特徴的な語尾の一年生が肩を怒らせて彼女を睨んでいた。 曰く、エスカレーター組の力量の足りない者や一年生たちは怒り狂っている。代表メンバーに選ばれるはずだったのに。先輩たちが受験者組を優遇して私たちの正当な権利をはく奪した。どこで育ったかもわからない者たちのせいで私たちは試合に出れなかった! 受験者組のせいだ! 「まあ中学から本学で戦車道やってて、受験者組に勝てない奴らも勝てない奴らざますが」 わざわざ禍根を残して去ってくことはないでしょう。OBや保護者から抗議が相次いでるざますよ。 おかげで来年は後始末に追われることが確定的で、またろくに対外戦を戦えなくなるかも──。のっぽな少女はなおも言いつのろうとした愚痴を切った。アズミが妙に凪いだ目で少女を見つめていた。 「だって──」アズミが気品ある笑みを浮かべる。これが内部抗争で巧みに意見を通してきた彼女の武器だった。表情一つで人を呑むことができる、彼女の生来の才能である。「私の代で最強になりたいじゃない?」出てきた言葉は案の定ろくでもなかったが。 「グラップラーみたいな発言ざますね」永遠の美を求めそうな雰囲気のくせに、刹那的なことを言い出した先輩に、少女は顔をげんなりさせた。「先輩なら無事にバトンを渡す努力をして欲しいざます」 「あなたが私だったらそんなことしない癖に」ざます、とつけ加えられた語尾に少女は青筋を立てたが、アズミが表情を引き締めた姿を見て、どうにか怒鳴りつけることを抑えた。 「まあ、冗談はさておき」彼女は続ける。「私たちの学校の最大の特色は内部抗争よ。合併した時、何をどうしようがそれから逃れらなくなったの」人間常に争う対象がいた方が強くなるなんていうのは常にギラギラしてるあなたには言うまでもないことでしょうけど。「それゆえに今までは協力できることも出来ずに惨敗した」 「でも、今回からは違う。私たちは初めてBC自由学園として戦い、勝利した」 「これはどんな融和政策よりも雄弁で鋭いわ」 「今後は負けるたびにみんなが思うでしょうね」 私たちはBC自由学園はこんなものじゃない。一つになって戦えば決して負けないのにって。「”だから私たちが一つにしなきゃ、私たちに従え”が抜けてないざますか?」「余計なことを言わないの」 「とにかく、宿痾からは逃れられない。ねえ」 「この学校の指導者は他のどこより、圧倒的な指導者の才能が求められる」 「それが誰もが従いたくなるカリスマか、誰もを意のままに操る権謀術数なのかはわからない」 彼女は口を閉じて、間を取った。そしてあなたにはどちらの適正もある。両取りできたら、優勝だって夢じゃないかもね。まあ中途半端にコケるかもしれないけれど。 「なりたいのなら、この分断を治めてみせることね」 のっぽな少女は相変わらず強気な目でアズミを見ていた。その目は雄弁に語る。それは言うまでもなく、やってやるという野心の炎だった。お前はごまかさなかったか?という胡乱げな目に変わったが。 「まあ、あなたが無理だったら後輩のマリーがやるわ」「……どんな言葉よりもやる気になったざます」「私があなたをからかうのも、将来マリー隊長あなた副隊長のための布石」「後輩のしかもあれに従うなんてぜったい嫌ざます! というかそういうのってパワハラざますよ!」 「あら、バレちゃった」「キー! というかそもそも混乱を無責任に放る言い訳になってないざます!」「うまく納得して騙されなさい」 のっぽの少女が息を切らして怒り始めた様子に、アズミはけらけらと邪気のない笑みを浮かべる。 少女は今度こそもういいと肩を翻して去っていこうとして、その背中にアズミは声を送った。 「これからはあなたたちのBC自由学園よ。誇りをもって、好きにやりなさい」 のっぽの少女の2年の少女──は鼻を鳴らして去って行く。内心あとで絶対に文句つけに来るざます。来たらもう許さんざますと思いながら。 案の定来た。クドクド言ってきた。怒鳴りつけたら受け流された。チクショーざます! ※ ※ ※ それで、一人目をパララッ。サンダースの制服だったかしら。中途半端な動きだったからついやっちゃった。 撃ってから色々迷ったけど、勝てないでしょう? 国が運営してるなら。じゃあ勝つための動きをさっさと取らないと。 そんなことを次にであったのっぽのあの子に話したの。もう一人サンダースの子を撃った時だったっけ。近くに人が来ていることに気が付けなかったから、反射的に彼女を穴あきチーズにしかけちゃったけれど。……実際言ったわね。穴あきチーズみたいになりたくなかったら協力なさいって。彼女の目はやけに凪いでいたわ。行儀悪く鼻を鳴らして、目を細めた。 彼女、いきなり私はあなたが嫌いですって。面と向かってそんなこと言われたのは久しぶり。散々からかってきたから? 見当違いなこと聞き返しちゃった。 わからないのかって、また鼻を鳴らしてた。あなたのしたことの尻拭いをさせられることは腹が立つ。毎度毎度抗議しても柳に風でけらけら笑うことも。しかし何より腹が立つのは、いっつもギリギリで一歩下がることざますって。 それだけオシャレにふるまって技量も智謀も回るくせに、肝心の鉄火場で一歩引く。冷徹にふるまえるし残酷でもいられるのに。だから解消できたはずの分断が解消できなかったし、優勝も出来ないんだって、中途半端で──臆病。そんなこと言われちゃった。ムカついたわよー? 現実見なさいって、こんなどこだかわからない場所で死んでいくわよ。誰にも覚えてもらえずに。言おうとしたけど、遮られちゃった。 ──われらがBC自由の最大の好機はあーたたちの世代だったざます。吾輩たちもほかの奴らもあーた……あなた方の方針に従ったのは下らない闘争のイデオロギーなんかじゃない。勝てると信じて、勝たせたいと思ったから。皆で勝ちたいと思ったから! ──敗北は何とか飲み込もうとしたざます。分断が解消されていないから。吾輩たちの力量が未熟だからって、……今のあーたを見て気が変わったざます。負けたのはあーたが最後の一歩で怯むせいざます! 臆病だったせいざます! あなたならできると信じていたのに。分断の解消も、優勝も。 ──あなたは最後の最後で自分が信じられないのです。 ざます、隠しきれてないわよ。うるせーざます。 ……黙っちゃってごめんなさい。そうそう、遮られて堂々運営に逆らいますって宣言し始めたの。もう呆れ返っちゃった。もういいわって放っといた。まあ、そのまま死なれても目覚めが悪いから、生き残りの三人には入れてあげようと思ったけれど。ああいう馬鹿は嫌いじゃないから。 その後は、怯えて逃げまどってた三人目のサンダース生を射殺。またぶらぶらして、雑多な寄せ集めたちを迂回して、集団の中に彼女がいるのを遠目に見て。またブラブラ。今度はプラウダの生徒たちが集団を作っていた。そして放送。プラウダと黒森峰の生徒がほとんど死んでいない。 これは何とか作戦練って黒森峰とプラウダを潰し合わせないとって考えたわ。ちょうどいい所にルミがいて助かった。あの子ってば、死体二つの荷物を漁ってるのだもの。有無を言わさず殺しに来るんじゃないかってはらはらしたわ。どうにか人間の言葉を解してくれたから、対黒森峰兼プラウダ同盟は結べた。 まあ、BC自由学園なんて陰湿なところにいたし、ルミも元々同じ計画で動いていたから潰し合わせる工作は簡単に行った。私がしたのはほとんど仕上げ程度のこと。 ちょっとヒヤリとする場面はあったけどね。特に黒森峰の1年生をおびき出すときにルミが手間取ったとき。ルミが射殺する手はずだったのになかなか動かないせいで、私が撃つ羽目になって、危うく黒森峰に捕捉されるところだった。その上しばらく呆然として口がきけなくなるし。 そんなことありながらも計画自体はうまくいって、無事に両方とも全滅させたわ。後は残敵掃討、出会った連中をビシバシ殺して、あの寄せ集め集団どうなったかな、覗きに行った。 親愛なる後輩の顔も見たかったしね。そうしたら、盛大に内ゲバをやってた。もううちの学校が目じゃないくらいの仲間割れ。私が来た時にはもう4人になってて、すぐに3人になった。それで勇敢なる後輩がメグミを庇って2人、二人撃った知波単生を殺してメグミだけ。 ──メグミを押し倒した彼女に、弾丸は命中した。胸部近くですぐに死にそうになってた。私は遮二無二彼女に駆け寄って、傷口を抑えた。ただ取り乱したりはしなかった。彼女を見つめる顔は能面みたいに固くしてやった。ほら、私が言った通りにしないからこうやって死ぬ。あなたは隠蔽されて誰からも忘れ去られる。あなたの能力も意思も努力も何一つこの世には残らない。彼女が血を吐いた。吐いて、私に焦点を合わせた。最期の言葉くらい聞いてやろうと思って、何を言うのかなって身構えていたら、やっぱり中途半端。ですって。最期まで憎まれ口だった。 ああ、ごめんなさいね。また黙ってたわ。ノスタルジーに浸っちゃった。とにかく残った私とメグミが銃を向けあったところで特殊殲滅戦終了。 私たちは家に帰ることが出来た。今は大学戦車道で活躍しています。まあ、サクサク殺していて良かったわね。こうして無事に帰ってこれて立場も手に入った。 あの子も乗っておけばよかったのに。メグミに聞いたらなんか集団の中で浮いちゃって意見が通らなかったって、全く見る目のない奴ら。まああれだけ大言壮語しておいてその体たらくな彼女も彼女だけど。 もっと早くサクサク殺してやればよかった。まあ、これからの日本戦車道を担う少女はいなくなったけど、代わりに私とルミとメグミのバミューダトリオが、日本戦車道を導いてる。 まあだから、あの特殊殲滅戦をやった意味はあったし、あの子が死んだ意味もあったんじゃないかしら。 ※ ※ ※ 時系列順 Back 千切れた隣辺──10人の学生たち Next A A=0×──走れアリス 投下順 Back 千切れた隣辺──10人の学生たち Next A A=0×──走れアリス
https://w.atwiki.jp/dreamtankmatchdx/pages/12.html
車長の違い 車長によって変わるのは主に以下の3つであり、それ以外の単体での性能はどれも変わらない PS4版のみDXパックを購入しないとあんこうチームと各学校隊長以外が顔出しできないことに注意 さらにアッサム・オレンジペコ・アキ・ミッコ・マリー・安藤・押田・河嶋・蝶野の9キャラも使えないので、いろいろなキャラを使いたければDXパックを購入しよう チャット 戦車道は「礼に始まり礼に終わる」ので、基本的な挨拶、お礼、謝罪はチャット上部に配置されている。 中部の配置は偵察や突撃など自身の行動を知らせたり、フラッグ防衛や進軍指示等のチームに向けたチャットがある。 下部はキャラクター自身のTV、劇場版、ドラマCD等での個性的なセリフが配置されている。また、キャラクターによっては関連するキャラクターと対話できるようなセリフ配置がなされ、ゲーム中に劇中の会話を再現できる。(例:ダージリンとオレンジペコorアッサム、アンチョビ&ペパロニ、押田&安藤など) 車長スキル アクティブゲージがMAXの時に△ボタンで発動。△と〇ボタン同時押しでパンツァーハイを使用できる。 車長スキルはキャラクター固有のスキルと、一般スキルと分かれている。 前者は西住みほ、ダージリンのスキルが例として挙げられる。 また、特殊な例として大学選抜チームのメグミ、アズミ、ルミの3人については、3人とも同じチームであること、かつ同時にスキルを使用することにより、スキルのステータス上昇率が上がり、使用時間が伸びる効果がある。 コンビネーション 一部キャラクターを除き、車長にはコンビネーションが設定されている。 車長となったキャラクターに対してTV版、劇場版、CDドラマで関わりがあったキャラクターを乗員にすると追加のステータス上昇が付与される。上昇時はピンクのゲージで表示され、またステータスが減少したときは濃い青色で表示される。 車長一覧 大洗女子学園 西住みほ 武部沙織 五十鈴華 秋山優花里 冷泉麻子 角谷杏 河嶋桃 磯辺典子 エルヴィン 澤 梓 園みどり子 ナカジマ ねこにゃー お銀 聖グロリアーナ女学院 ダージリン アッサム オレンジペコ ローズヒップ ルクリリ ※PS4版ではアッサム・オレンジペコはDXパック購入により使用可能となる サンダース大付属高校 ケイ ナオミ アリサ アンツィオ高校 アンチョビ カルパッチョ ペパロニ プラウダ高校 カチューシャ ノンナ クラーラ 黒森峰女学園 西住まほ 逸見エリカ 赤星小梅 知波単学園 西絹代 玉田 福田 細見 継続高校 ミカ アキ ミッコ ※ ※PS4版ではアキ・ミッコはDXパック購入により使用可能となる 大学選抜 島田愛里寿 メグミ アズミ ルミ BC自由学園 マリー 安藤 押田 陸上自衛隊 蝶野亜美
https://w.atwiki.jp/wiki-story/pages/92.html
くすぐり作文晒し場 戦犯たちの末路 ♯1 2014/12/24 00 00 前の記事 次の記事 ホーム ○チャプター1:『副将たちの末路』 薄暗い部屋。 壁に、6組の素足が、足裏を正面に向けて生えている。 上段に3組。下段に3組。 足首から上は、壁の向こうに隠れていて、顔は見えない。 壁は、巨大な晒し台になっていた。 それぞれ左右の足の下にネームプレートが貼ってある。 横から手袋をはめた手が現れ、上段左の『アリサ』と表示された足の裏をくすぐりはじめる。 アリサ 「あぁぁっはっはっはっは!!? いやぁぁあ~~っはっはっはっはっはははははははは!!」 壁の裏で、サンダース大学付属高校の制服を着た赤毛の少女アリサが暴れる。 ――さて、サンダース大学付属高校の策士さん。無線傍受という半ば反則まがいの策を練りながら、大洗女子に惨敗した罪は重いでしょう。 アリサの両足の裏を10本の指が激しく這い回る。 アリサ 「やあっぁぁっはっはっは!! 勝とうとしたぁぁあっ!!! 私は勝とうとぉぉ~~ひゃっはっはっははっはっは!!」 ――勝てなきゃ意味がないことは、あなたが一番よくおわかりなのでは? アリサ 「がぁぁっはっはっはっは、誰かたすけっ……ひゃっひゃ、たかしぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!」 ――さて、サンダースが負けた責任は、こちらの方の方が重いかもしれません。 アリサの足をくすぐっていた手が、すぐ下の『ナオミ』と表示された足の裏をくすぐり始める。 ナオミ 「ぶはっ!!? あははははははははははっ!!? ははははははははははっ!!」 壁の裏で、サンダース大学付属高校の制服を着たボーイッシュな短髪少女ナオミが、身体をよじって笑う。 ――ずいぶん大口を開けて笑いますねー? サンダースのスナイパーナオミさん? ナオミ 「ははははははは、無理っ!! 無理ぃ~~っひひひひひひひひひひひひひ」 ――ファイアフライを使って、負けちゃだめでしょう。 ナオミ 「いぃぃ~~ひひひひひひひひひ、そんなっ、そんなことぉぉ~~っははははははは!?」 ――さて、ここで突然ですが。 ナオミの足をくすぐっていた手が、突然離れると、下段右の『エリカ』と表示された足の裏をくすぐり始める。 きゅっと閉じられていた足の指が、びっくりしたように開く。 エリカ 「かはっ!!? だぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!! ひひゃひゃひゃひゃ、なんでぇぇぇ~~~っはっはっはっはっはっはっは!!?」 ――順番通り行くと思いましたか? 油断していましたね、黒森峰の副隊長エリカさん。 壁の裏で、黒森峰女学園の制服を着たつり目の少女エリカが、ダンダンと身体を床にたたきつけて笑う。 ――決勝戦ではかなりの小物っぷりを発揮してくれましたねー? マウスだけに。 ガリガリと両足の裏をひっかかれ、エリカの足の指がびくびくと激しくもがく。 エリカ 「いひゃひゃひゃひゃひゃ!? マウスは小物じゃないぃぃ~~っひっひっひっひっひっひ~~」 ――あんなに全編通して挑発しまくっておいて、負けちゃだめですよぉ。 エリカ 「ひやっはっはっはっ! だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ、やめぇぇえぇっへっへっへっへっへ!!」 ――さて、挑発と言えば、調子ばっかり乗ってこの子らは。 エリカの両足をくすぐっていた手は、さっと上段中央と上段右の『カルパッチョ』と『ペパロニ』を同時にくすぐり始める。 カルパッチョ 「きゃはははははははっ!? いきなりぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!?」 ペパロニ 「うははははははははっ、だぁぁ~~っはっはっはっはっはっは! やめろぉぉ~~!!!」 ――アンツィオ高校さん。結構期待してたんですけどねー? 壁の裏で、アンツィオ高校の制服を着たカルパッチョとペパロニそれぞれじたばたと悶える。 壁の裏の空間には仕切りがあるため、くすぐられている者同士は互いの顔を見ることができない。 カルパッチョ 「嫌あぁぁっはっはっはっはっは、いぇやめてぇぇぇ~~っはっはっはっは」 左足の土踏まずを人差し指でほじくられ、カルパッチョの足は左右によじれる。 ペパロニ 「くあはははははははっ!!! お前えぇあははっはっはっははは!! 覚えてろよぉぉ~~だっはっはっはっはっは!!」 右足の指の付け根をがりがりとひっかきまわされ、ペパロニの足はびくびくと痙攣するように震える。 ――二枚は予備だってあれほど……。せっかくの作戦を台無しにした罪を、しっかりと償ってもらわないといけませんよー。 カルパッチョ 「きゃあぁぁ~~はははははははは!!」 ペパロニ 「姉さあぁぁぁんあはははははははは」 ――さて、ひとり、寂しそうな人がいますねー? 下段中央の足が、きゅっと指を閉じ足の真ん中に皺を作った。 ネームプレートには『ノンナ』と表示されている。 ――ブリザードのノンナさんは、どんな声で鳴いてくれるのでしょうか。 10本の指が、下段中央の足の裏に殺到する。 土踏まずをかりかりと爪でこそがれ、足の指の間に指がねじこまれる。 ノンナ 「くひっ……ひっ、ぷはっはっはっはっはっはははっ!!!? あぁぁ~~ははっはははっははっははははっは」 壁の裏で、プラウダ高校の制服を着たノンナが身体をのけぞるようにして笑う。 ――まさか、プラウダが準決勝敗退なんて。スターリンで、89式落とせないなんて、ありますか? ノンナ 「はっはっはっはっ~~はっ!? ひぃ~~っひひひひひっひっひひっひひ~~!!」 ノンナの足は、かかとや外側をなぞられ、ピンと反り返ってよじれる。 ――プラウダの敗退は番狂わせでした。ボルシチがところてんに負けたら駄目ですよ。 ノンナ 「はひっ、はひっ~~ひっひっひひ、あひぃっはっはっははははははははははは!!」 ――さて、全員のお披露目も終わったところで。 数十本の手が現れ、全員の足の裏を一斉にくすぐり始める。 アリサ 「いやあぁぁっはっはっはっはっはっは!!!」 ナオミ 「ぶはははははははっ、またぁぁははははは!?」 カルパッチョ 「きゃっはっはっはっはは!!?」 ペパロニ 「くわあはははははははは!!」 ノンナ 「ひはぁぁ~~っはっはっはっはっは!!」 エリカ 「だひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!?」 ――できる女もぽんこつ女も、くすぐりの下ではまったく同列に無力です。6名が無様に笑い狂う様をとくとご覧あれ! ♯0 ♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5 ♯6 「二次キャラモノ」カテゴリの最新記事ルクリリくすぐり頼れる同志にくすぐりペナルティ友「赤星小梅って誰やねん」 俺「画像検索したまえ!」 ○チャプター1:『副将たちの末路』 薄暗い部屋。 壁に、6組の素足が、足裏を正面に向けて生えている。 上段に3組。下段に3組。 足首から上は、壁の向こうに隠れていて、顔は見えない。 壁は、巨大な晒し台になっていた。 それぞれ左右の足の下にネームプレートが貼ってある。 横から手袋をはめた手が現れ、上段左の『アリサ』と表示された足の裏をくすぐりはじめる。 アリサ 「あぁぁっはっはっはっは!!? いやぁぁあ~~っはっはっはっはっはははははははは!!」 壁の裏で、サンダース大学付属高校の制服を着た赤毛の少女アリサが暴れる。 ――さて、サンダース大学付属高校の策士さん。無線傍受という半ば反則まがいの策を練りながら、大洗女子に惨敗した罪は重いでしょう。 アリサの両足の裏を10本の指が激しく這い回る。 アリサ 「やあっぁぁっはっはっは!! 勝とうとしたぁぁあっ!!! 私は勝とうとぉぉ~~ひゃっはっはっははっはっは!!」 ――勝てなきゃ意味がないことは、あなたが一番よくおわかりなのでは? アリサ 「がぁぁっはっはっはっは、誰かたすけっ……ひゃっひゃ、たかしぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!」 ――さて、サンダースが負けた責任は、こちらの方の方が重いかもしれません。 アリサの足をくすぐっていた手が、すぐ下の『ナオミ』と表示された足の裏をくすぐり始める。 ナオミ 「ぶはっ!!? あははははははははははっ!!? ははははははははははっ!!」 壁の裏で、サンダース大学付属高校の制服を着たボーイッシュな短髪少女ナオミが、身体をよじって笑う。 ――ずいぶん大口を開けて笑いますねー? サンダースのスナイパーナオミさん? ナオミ 「ははははははは、無理っ!! 無理ぃ~~っひひひひひひひひひひひひひ」 ――ファイアフライを使って、負けちゃだめでしょう。 ナオミ 「いぃぃ~~ひひひひひひひひひ、そんなっ、そんなことぉぉ~~っははははははは!?」 ――さて、ここで突然ですが。 ナオミの足をくすぐっていた手が、突然離れると、下段右の『エリカ』と表示された足の裏をくすぐり始める。 きゅっと閉じられていた足の指が、びっくりしたように開く。 エリカ 「かはっ!!? だぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!! ひひゃひゃひゃひゃ、なんでぇぇぇ~~~っはっはっはっはっはっはっは!!?」 ――順番通り行くと思いましたか? 油断していましたね、黒森峰の副隊長エリカさん。 壁の裏で、黒森峰女学園の制服を着たつり目の少女エリカが、ダンダンと身体を床にたたきつけて笑う。 ――決勝戦ではかなりの小物っぷりを発揮してくれましたねー? マウスだけに。 ガリガリと両足の裏をひっかかれ、エリカの足の指がびくびくと激しくもがく。 エリカ 「いひゃひゃひゃひゃひゃ!? マウスは小物じゃないぃぃ~~っひっひっひっひっひっひ~~」 ――あんなに全編通して挑発しまくっておいて、負けちゃだめですよぉ。 エリカ 「ひやっはっはっはっ! だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ、やめぇぇえぇっへっへっへっへっへ!!」 ――さて、挑発と言えば、調子ばっかり乗ってこの子らは。 エリカの両足をくすぐっていた手は、さっと上段中央と上段右の『カルパッチョ』と『ペパロニ』を同時にくすぐり始める。 カルパッチョ 「きゃはははははははっ!? いきなりぃぃ~~っひっひっひっひっひ!!?」 ペパロニ 「うははははははははっ、だぁぁ~~っはっはっはっはっはっは! やめろぉぉ~~!!!」 ――アンツィオ高校さん。結構期待してたんですけどねー? 壁の裏で、アンツィオ高校の制服を着たカルパッチョとペパロニそれぞれじたばたと悶える。 壁の裏の空間には仕切りがあるため、くすぐられている者同士は互いの顔を見ることができない。 カルパッチョ 「嫌あぁぁっはっはっはっはっは、いぇやめてぇぇぇ~~っはっはっはっは」 左足の土踏まずを人差し指でほじくられ、カルパッチョの足は左右によじれる。 ペパロニ 「くあはははははははっ!!! お前えぇあははっはっはっははは!! 覚えてろよぉぉ~~だっはっはっはっはっは!!」 右足の指の付け根をがりがりとひっかきまわされ、ペパロニの足はびくびくと痙攣するように震える。 ――二枚は予備だってあれほど……。せっかくの作戦を台無しにした罪を、しっかりと償ってもらわないといけませんよー。 カルパッチョ 「きゃあぁぁ~~はははははははは!!」 ペパロニ 「姉さあぁぁぁんあはははははははは」 ――さて、ひとり、寂しそうな人がいますねー? 下段中央の足が、きゅっと指を閉じ足の真ん中に皺を作った。 ネームプレートには『ノンナ』と表示されている。 ――ブリザードのノンナさんは、どんな声で鳴いてくれるのでしょうか。 10本の指が、下段中央の足の裏に殺到する。 土踏まずをかりかりと爪でこそがれ、足の指の間に指がねじこまれる。 ノンナ 「くひっ……ひっ、ぷはっはっはっはっはっはははっ!!!? あぁぁ~~ははっはははっははっははははっは」 壁の裏で、プラウダ高校の制服を着たノンナが身体をのけぞるようにして笑う。 ――まさか、プラウダが準決勝敗退なんて。スターリンで、89式落とせないなんて、ありますか? ノンナ 「はっはっはっはっ~~はっ!? ひぃ~~っひひひひひっひっひひっひひ~~!!」 ノンナの足は、かかとや外側をなぞられ、ピンと反り返ってよじれる。 ――プラウダの敗退は番狂わせでした。ボルシチがところてんに負けたら駄目ですよ。 ノンナ 「はひっ、はひっ~~ひっひっひひ、あひぃっはっはっははははははははははは!!」 ――さて、全員のお披露目も終わったところで。 数十本の手が現れ、全員の足の裏を一斉にくすぐり始める。 アリサ 「いやあぁぁっはっはっはっはっはっは!!!」 ナオミ 「ぶはははははははっ、またぁぁははははは!?」 カルパッチョ 「きゃっはっはっはっはは!!?」 ペパロニ 「くわあはははははははは!!」 ノンナ 「ひはぁぁ~~っはっはっはっはっは!!」 エリカ 「だひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!?」 ――できる女もぽんこつ女も、くすぐりの下ではまったく同列に無力です。6名が無様に笑い狂う様をとくとご覧あれ! ♯0 ♯1 ♯2 ♯3 ♯4 ♯5 ♯6 「二次キャラモノ」カテゴリの最新記事ルクリリくすぐり頼れる同志にくすぐりペナルティ友「赤星小梅って誰やねん」 俺「画像検索したまえ!」ドッグ・ウォー!ドッグ・ウォーぬあカ二次キャラモノ
https://w.atwiki.jp/guprbc1/pages/33.html
自己紹介 ドーモ、ハジメマシテ、ザッキーデス。 ティア帯は3~7でやってる初心者プレイヤーです。 ガルパン登場車両では4号H型、kv-2、リー先生、チャーフィーを使ってます 宜しくお願い致します。
https://w.atwiki.jp/gup-br/pages/34.html
県立大洗女子学園 西住みほ 013/024/027/044/049/051 武部沙織 003/019/026/036/044/049 五十鈴華 010/025/036/044 秋山優花里 008/031/037/043/047 冷泉麻子 003/019/026/033/034/050 角谷杏 005/028/030/038/044/049/051 河嶋桃 006/020/033/034/050 磯辺典子 014/031/037/047 近藤妙子 002 カエサル 012 澤梓 016/025/032/039 山郷あゆみ 016 阪口桂利奈 001/020/033/034 丸山紗希 004/029/042/048 ホシノ 014/031/037/043/047 ツチヤ 015/026/033/034/050 園みどり子 000 後藤モヨ子 017 ※大野あや 037/047 ※河西忍 037/047 ※佐々木あけび 037 ※エルヴィン 037 ※小山柚子 045 ※お銀 045 ※フリント 045 ※ムラカミ 045 ※ラム 045 ※カトラス 045 聖グロリアーナ女学院 ダージリン 017/020/022/035/040/041/046/048 オレンジペコ 012/029/042/048 アッサム 012/029/042/048 ローズヒップ 011/025/042/048 ※ルクリリ 021/043/048 ※ニルギリ 043/048 サンダース大学付属高校 ケイ 013/023/036/044/049/051 アリサ 004/029/042/048 ナオミ 002/020/033/048 アンツィオ高校 アンチョビ 005/028/030/038/044/049/051 ペパロニ 010/018/040/041/046 カルパッチョ 009/020/022/033 プラウダ高校 カチューシャ 007/028/030/038/044 ノンナ 002/020/036/044/049/051 クラーラ 014/031/037/043 黒森峰女学園 西住まほ 001/020 逸見エリカ 008/018/024/027/044/049/051 赤星小梅 013/049 ※直下さん 021 ※脇にヘッツァーがいるぞ子 021 知波単学園 西絹代 011/025 福田 007/028/030/038/044/049 継続高校 ミカ 001/020/033/034 アキ 009/020 ミッコ 015/026/033/034 大学選抜チーム 島田愛里寿 006/020/033/034/050 主催 辻廉太(文部科学省学園艦教育局長) 000/021/045/050
https://w.atwiki.jp/quatropiliastro/pages/132.html
【マスター】 逸見エリカ@ガーズル&パンツァー及び劇場版並びにスピンオフ「リボンの武者」 【能力・技能】 戦車道という第二次大戦中の戦車を用いた(死者が出る可能性を局限された)武道を納めている。 常人よりも戦術や戦略は得手しているところであり、また、一定値の近代兵器の運用・直面に慣れている。 趣味はボクササイズ。多少運動は行える。ネットサーフィンが趣味の事からそちら方面からの情報の収集も見込める。 もちろん、こちらは専門家ではなくあくまでも趣味の範囲。 【weapon】 なし 【ロール】 高飛車というか傲慢というか一言多いというか噛みつきたがりというか、斜に構えつつ短気で感情的で高慢な人物。 【人物背景】 黒森峰女学院という戦車道の強豪校、その副隊長を務める。 隊長である西住まほには心服し、その元で戦車の運用を行っている。 彼女より以前の副隊長であり、そして尊敬する隊長の妹であり、その選択が連覇の阻害原因となってしまい、 挙句逃げるように転校してしまって、その後別の学校で戦車道の隊長として返り咲いた西住みほには屈折した感情を抱く。 なお、テレビ版本編では嫌味を言うもののほとんど会話は成り立っておらず、直接対決の機会にも恵まれなかった。 【令呪の形・位置】 顔。虎の文様が如く目の下の両頬に位置する隈取りと、額に位置する♀が含まれた文字の計三画の縁取り。 【聖杯にかける願い】 勝ち残り、生き残り、この場を脱して西住まほ・西住みほの元に戻る事が目的であり、聖杯は副産物に過ぎない。 【方針】 とりあえず情報を収集する。知らぬ事には戦いにならない。 【参戦時期】 スピンオフ作品、リボンの武者4巻時点。
https://w.atwiki.jp/gup-br/pages/92.html
第一回放送までの本編SS 朝 話数 タイトル 作者 位置 登場人物☆…リーダー★…参戦外参加者・回想登場 登場チーム 000 オープニング ◆dGkispvjN2 - 辻廉太(文部科学省学園艦教育局長) - 001 狼二匹と、それと、兎 ◆Vj6e1anjAc C-6/商店街の精肉店 ☆西住まほ、ミカ、阪口桂利奈 大洗・黒森峰・継続の仲間たちチーム 002 残された命 ◆Vj6e1anjAc C-4/商店街の建築資材屋 冷泉麻子、武部沙織 - 003 有効射程 ◆mMD5.Rtdqs C-5〜6/境界ギリギリ アリサ、丸山紗希 - 004 薔薇は赤い、菫は青い、砂糖は甘い。そして、貴女も。 ◆dGkispvjN2 C-6/神社 ノンナ、ナオミ、近藤妙子 - 005 知ってたよ。 ◆wKs3a28q6Q F-3/郵便局ロビー ☆角谷杏、アンチョビ チーム杏ちょび 006 真実の強さ ◆Vj6e1anjAc A-7/水族館・売店 河嶋桃、島田愛里寿 - 007 王の器 ◆RlSrUg30Iw G-3/工場 福田、カチューシャ - 008 黒い森には十字架を ◆dGkispvjN2 D-3/森 逸見エリカ、秋山優花里 - 009 狩猟者の資格 ◆nT8NGLZwA6 B-6/森 カルパッチョ、アキ - 010 黎明エンドロール-Cry for me,cry for you- ◆GTQfDOtfTI E-3 五十鈴華、ペパロニ - 011 星に想いを ◆wKs3a28q6Q G-3/工場、H-3/茂みの中 ケイ、西住みほ、赤星小梅 - 012 風、その向こうへ。 ◆dGkispvjN2 C-4/大洗駅 ミッコ、ツチヤ - 013 梓バッドエンド-Trample on Justice!! - ◆GTQfDOtfTI E-4/ビル屋上 山郷あゆみ、澤梓 - 014 サムシングフォー/加速度的虚無或いは虚無的加速度 ◆RlSrUg30Iw C-4/アパートビル屋上 ☆アッサム、オレンジペコ、カエサル イングリッシュブレックファースト 015 二つの想い、揺れる秤 ◆Vj6e1anjAc D-2/町並み、C-3/高校・校門前、C-3/高校・3階教室の窓際 磯辺典子、クラーラ、ホシノ - 016 いつも貴女に心を ◆nNEadYAXPg A-7/民家 ダージリン、後藤モヨ子 - 017 暴走銀輪 ◆mMD5.Rtdqs D-5/港 ローズヒップ、西絹代 - 午前 話数 タイトル 作者 位置 登場人物☆…リーダー★…参戦外参加者・回想登場 登場チーム 018 二本の矢 ◆nT8NGLZwA6 C-4/商店街の建築資材 冷泉麻子、武部沙織 - 019 it s me ◆mMD5.Rtdqs D-3/南部 ペパロニ、逸見エリカ - 020 鉄血/マルマン・チェッダ ◆RlSrUg30Iw C-6/北・燃え盛るアパート近く、A-7/水族館・塔状水槽前 カルパッチョ、アキ、☆西住まほ、ミカ、阪口桂利奈、ノンナ、ナオミ、☆河嶋桃、島田愛里寿、ダージリン チーム・ボコられグマのボコ大洗・黒森峰・継続の仲間たちチーム 021 名前のない少女達/名無しになった男達 ◆wKs3a28q6Q - ★ルクリリ、★直下さん、★脇にヘッツァーがいるぞ子、☆辻廉太(文部科学省学園艦教育局長) 殲滅戦運営チーム 022 越えるべき死線、叶わない死闘 ◆Vj6e1anjAc A-7/水族館周辺、水族館廊下 カルパッチョ、ダージリン、★西住まほ - 023 蟻の路 ◆RlSrUg30Iw G-2/運動公園 ケイ - 024 ブルー・ジェイにヴァイオリン ◆dGkispvjN2 G-3/工場 逸見エリカ、西住みほ - 025 飛翔、旅立ちの時 ◆odpTnvgFtc C-5/東、D-4/病院1Fのベッドの中 ☆ミッコ、ツチヤ、冷泉麻子、武部沙織 青い鳥チーム 026 理想 ◆dGkispvjN2 F-3/郵便局前 ☆カチューシャ、福田、☆角谷杏、アンチョビ チーム杏ちょびカチューシャ義勇軍 027 迷中少女突撃団 ◆wKs3a28q6Q E-4/海沿いの道路・ビル屋上、E-4〜D-4との境目近辺 五十鈴華、西絹代、ローズヒップ、澤梓 - 028 embrace ◆nNEadYAXPg C-4/民家・アパートビル アリサ、丸山紗希、☆アッサム、オレンジペコ イングリッシュブレックファースト 029 霜と烏/Мороз и Ворона ◆RlSrUg30Iw C-3/高校3階教室・高校前道路 クラーラ、磯辺典子、秋山優花里、ホシノ - 030 引き金の理由 ◆Vj6e1anjAc F-3 ☆カチューシャ、福田、☆角谷杏、アンチョビ、★西絹代 チーム杏ちょびカチューシャ義勇軍 031 善く死ね ◆mMD5.Rtdqs E-4/ビル屋上 澤梓 - 032 当事声跡共相高 ◆RlSrUg30Iw G-3/工場 逸見エリカ、☆西住みほ †ボコさんチーム† 033 搭乗人数制限有 ◆nNEadYAXPg B-6/ゴルフ場、C-6/燃え盛るアパート前、B-6/南、 ☆河嶋桃、島田愛里寿、☆ミッコ、ツチヤ、冷泉麻子、ナオミ、ミカ、阪口桂利奈、カルパッチョ チーム・ボコられグマのボコ青い鳥チーム 昼 話数 タイトル 作者 位置 登場人物☆…リーダー★…参戦外参加者・回想登場 登場チーム 034 諦めには進みたくないから ◆Vj6e1anjAc B-6/南・民家、B-6/ゴルフ場、B-6/南・ゴルフ場付近 ☆河嶋桃、島田愛里寿、☆ミッコ、ツチヤ、冷泉麻子、ミカ、阪口桂利奈 チーム・ボコられグマのボコ青い鳥チーム 035 ノブレス・オブリージュの先に ◆Vj6e1anjAc A-7/水族館入り口 ダージリン - 036 白い箱庭、赤いドレス ◆dGkispvjN2 D-4/病院 武部沙織、五十鈴華、ケイ、ノンナ - 037 THE HIGH-KNOWS ◆wKs3a28q6Q C-3/塀のある民家 クラーラ、磯辺典子、秋山優花里、ホシノ、★大野あや、★河西忍、★佐々木あけび、★エルヴィン - 038 ヴェンデッタ ◆GTQfDOtfTI E-4 ☆カチューシャ、福田、☆角谷杏、アンチョビ チーム杏ちょびカチューシャ義勇軍 039 スーサイドする脱兎 ◆wKs3a28q6Q E-4/ビル屋上 澤梓 - 040 太陽に身を焦がす ◆mMD5.Rtdqs C-4/民家前・アパートビル アリサ、丸山紗希、☆アッサム、オレンジペコ、ローズヒップ イングリッシュブレックファースト 041 取り戻せ――(日常を友人を尊厳を隊長を命を大切さを大洗を誇りを、戦車道を) ◆mMD5.Rtdqs D-4/病院・病院周辺 ☆カチューシャ、福田、☆角谷杏、アンチョビ、武部沙織、五十鈴華、ケイ、ノンナ、逸見エリカ、☆西住みほ チーム杏ちょびカチューシャ義勇軍†ボコさんチーム† 042 鉄鍋のペパロニ! ~T型定規作戦~ ◆dGkispvjN2 C-5/喫茶ブロンズ ☆ペパロニ、ダージリン 姐さん!ペパロニっスよ!15時にDのT型定規作戦っス!って言えって一緒にいるイギリスの偉い人が言ってましたよ! 043 スパイスは紅茶の後で ◆dGkispvjN2 C-5/喫茶ブロンズ ☆ペパロニ、ダージリン 姐さん!ペパロニっスよ!15時にDのT型定規作戦っス!って言えって一緒にいるイギリスの偉い人が言ってましたよ! 044 地獄の骸骨船 ◆wKs3a28q6Q C-3/塀のある民家 クラーラ、磯辺典子、秋山優花里、ホシノ、★ルクリリ、★ニルギリ - 正午 話数 タイトル 作者 位置 登場人物☆…リーダー★…参戦外参加者・回想登場 登場チーム 045 第一回放送 ~ヒーロー不在の最終章~ ◆dGkispvjN2 - ☆辻廉太(文部科学省学園艦教育局長)、★お銀、★フリント、★ムラカミ、★ラム、★カトラス、★小山柚子 殲滅戦運営チーム Next 〜第二回放送
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47874.html
登録日:2021/04/22 Thu 15 00 00 更新日:2024/06/21 Fri 17 30 26 所要時間:約 35 分で読めます ▽タグ一覧 IS-2 KV-2 T-34 お金持ち くるみ割り人形 カチューシャ ガルパン ガールズ&パンツァー キエフ級 ソビエト連邦 ソ連 ノンナ プラウダ 北海道 学園艦 学校 強豪校 方言 架空の学校 青森県 高校 あなた達はね、全てがカチューシャより下なの。戦車も技術も身長もね!! プラウダ高校とは、アニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する学校。 劇中では専ら「プラウダ」と呼ばれる。 概要 母港は青森にある。 学園艦の形状はキエフ級重航空巡洋艦とほぼ同一。 艦の全長自体は聖グロ学園艦とほぼ同じで大型に分類されるが、スキージャンプ台のような斜面になっている甲板の前方1/3弱程の空間やキエフ級の滑走路の部分は建物が無く、甲板上の居住空間に限れば大洗とほぼ同程度(*1)。 なお前方の傾斜部分は雪の時期にはスキー場として利用される他、リンゴなどを始めとした農園にもなっている。 『朝まで生戦車』でのカチューシャの言によると「麦・ジャガイモの生産量も非常に多い」という。 艦内にはトロリーバスが走っている模様(*2)。 また鉄道は無いが「鉄道施設」は残っており、艦内にはかつて使用されていた鉄道駅プラウダ上野駅が今も残っている。 奇妙な駅名だが、これは「出発駅に到着駅の名前を付ける」というロシアの慣習に則ったもの。 戦車道強豪校の一角で、黒森峰と全国優勝の座を巡っているが、少なくとも9年間に渡って優勝を果たせていない。 公式スピンオフ『プラウダ戦記』では、そのお陰で万年二番手とでも言うべき状況にあり、練度はともかくとして士気や風土が荒み切ってしまっていた様子が描かれている。 規模自体も凄まじく、サンダース大付属と50vs50の練習試合を行った事がある。 所在が所在だけに雪上戦には慣れているとの事。 実際に作中では、大洗の面子を雪中で包囲し、持久戦に持ち込んでいる。 校章 「赤地に金属製差し金2つと木製T型定規を『鎌と槌』状に組み合わせたものと開いたハサミ」のデザイン。 遠目に見るとシルエットはソ連の国旗そのままである。 略章だと定規とハサミが黄色一色になるため余計にソ連国旗である。 何故校章が定規とハサミなのかは不明(*3)。 制服 上は赤色の詰襟シャツに濃緑のジャケット。 ジャケットの左襟には赤色の十字マークが入っており、ネクタイやリボンを使用しないスタイル。 下は黒っぽい色のプリーツスカート。 タンクジャケットは用いず、代わりに制服の上に黒いベストを重ね着する。 カチューシャのみ、右胸に制服と同様の赤色の十字が入った腰回りが提灯パンツ状の濃緑のジャンプスーツを着ているが、 これが隊長専用衣装のデザインなのか、カチューシャ個人専用なのかは不明。 カチューシャ他一部の者はソ連の戦車兵と同デザインのヘルメットを着用する。 生徒 カチューシャ、ノンナ、クラーラ以外の生徒は東北訛りが入っている者が多い。 隊長が強烈なキャラをしている一方で、他のメンバーの気性はむしろ大人しい傾向にある。 ロシアとの関係の強さからロシア語を使う者も多く、掛け声は専ら「Урааааа!!!」である。 カチューシャ 隊長。出身は北海道網走市。通称地吹雪のカチューシャ。搭乗戦車はT-34-85。 八重歯と高3にして身長127cmという発育不良を疑う幼児体形が特徴的。これは8歳(小学3年生)の平均身長である。 高校生としてはかなり小柄な142cmの杏にすら目線を合わせるために屈まれるほど。一部の隊員からはちびっ子隊長などと呼ばれている。 なお作画上は回を重ねる毎にどんどん小さくなっている。 その性質はまさしく「暴君」であり 基本的に言動は上から目線 試合前に相手校にわざわざ挑発しに行く フラッグ車以外を殲滅した上で撃破するという徹底的な勝利を狙う 倒された者にペナルティを課すと宣言する 「土下座すれば許してやる」という降伏勧告を行う 自分がリーダーを任されなかった事に不満を漏らす など、かなり横暴な言動が目立つ。 しかし、当人の見た目がかなり幼く、長湯が出来ない、昼寝が日課、食事中に口元を汚しがちなどの子供っぽい面を持つことから、 言動こそ完全に暴君だが、致命的なまでに迫力に欠けており、ただの我儘な子供にしか見えない場面も。 また、劇場版では中隊長に任ぜられなかったことに不満を示すが、「副中隊長」に任命されたら途端に機嫌を直すなど、割と単純でもある。 身長の低さにコンプレックスを持っており、基本的に背の高いノンナに肩車してもらっており、他人から見下ろされることを嫌う。 当初は後述の理由もありみほを馬鹿にしていた一面もあったが、自分を下した際には認識を改め、試合後に握手を求めていた。 その後の試合にも応援に駆けつけている上、劇場版でも大洗の危機にノンナたちを率いて大洗陣営として参戦しており、彼女なりに親愛を持っている様子。 やがてみほをリスペクトしたような言動を取ることもあるが……(後述) そんな彼女だが、指揮官としては間違いなく実力者である。 得意な戦法は釣り野伏、包囲戦、及び長期戦。 『包囲に一ヵ所だけ脆い部分を作り突破ルートを誘導、相手がそこに向かったらすぐさま集中砲火する。もしフラッグ車を狙われても伏兵が奇襲する』など、その戦法はしたたか且つ周到。 迎撃を得意とする一方で、攻勢ではどちらかと言えば大胆なタイプ。有利な地形とあれば即確保に向かう。 また勝利の為にその必要があれば部下に捨て駒同然の任務を与える非情さも、逆に勝つためなら自分を捨て駒にする度量も持つ。 さらに、部下を捨て駒にする際も、「捨て駒にした以上、自分にはその責任と犠牲を無駄にしない義務がある」「自分が生き残るためだけに部下を使い捨てる訳には行かない」と考える等、決して軽く見ている訳ではなく、 また自分の失策により部下を失った際は落ち込む、一矢報いるべく(必要以上に)攻撃的な行動を取る、戦果を挙げた者は惜しみなく称賛するなど、 部下達の献身に報いようとする姿勢は、まさに「隊長」と呼ばれるに足る人格と言える。 劇場版では最前線の小隊長としても高い指揮能力を発揮、的確な指示で配下に戦果を挙げさせている。 判断力も悪くなく、敵の攻撃が散発的である事と他の戦場の状況から視界不良下ながら敵の数を正確に見抜くなど、 熱くなりやすい・意地を張って非効率な戦法を取る事もある一方で、 挑発に乗らない、視界不良時に主砲を控えさせ曳光弾を撃たせるなど冷静さを保っている場面もあり、試合中の彼女はいい意味で外見に見合っていない。 他人からの指図を受けたり、他人の命令を聞く立場になる事も嫌う傾向が強いが、やはりその必要を認めれば素直に指示に従うなど、最終的に優先すべきは勝利という思想が見て取れる。 上述の通り、勝つためなら自分を犠牲にしてでも味方に戦果を挙げさせる場面が何度かあり、我儘な言動こそ目立つが、きちんと味方のことも考えている。 ただし良くも悪くも調子に乗りやすい一面もあり、油断して不利になる事も多い。 交友関係については、ダージリンとは親しい仲である事が確認でき、あちらからは「お茶友達」と認識されている。 また本編でみほ、ドラマCDで麻子とも仲良くなり、あだ名で呼ぶようになっている。 劇場版においては成り行きでレオポンさんチーム、逸見エリカと行動を共にすることになる。 会話らしい会話は余り描写されなかったものの見事なコンビネーションを見せていた上、試合終了後はなぜかエリカに肩車されていた。 ノンナやクラーラとは違い、ロシア語は話せず、基本的に日本語で話す。ノンナ共々特に東北訛りは入っていない。 最終章では留学に向けてロシア語を勉強してはいるが全く捗っていないらしく、ノンナがそのことに苦言を示す場面がある他、ロシア語で話すノンナ・クラーラに「日本語で話しなさいよ!」と怒る場面も。 但し「ニェート!(ロシア語で「No」の意味)」「観念しな!カニェーシナ!(「勿論」の意味)」と叫ぶシーンがあるなど全く知らない訳では無い模様。 試合中に台地を203高地と名付けて意気揚々と取得に向かうなど、ロシアの事自体あまり詳しくないと見られる面もある。 ちなみに別れ際の挨拶は「ピロシキ~」だが、なぜそれなのか不明である。 一方、M26の登坂能力の低さを知っており、その点を突く意味で台地の上からの攻撃を提案する、 ナカジマに「スリップで付いて来て!」と言われてすぐにスリップストリームの事と気付く(*4)など、 知識量や判断力自体は悪い訳ではない様でもある。 本人の曰くによると、去年の全国大会でみほの乗っていたフラッグ車を仕留めたのは彼女で、その功績で隊長に就任したという。 彼女が言う「シベリア送り25ルーブル」とは、陽の当たらない教室での補習授業25日の意味。 他にも「シベリアでモミの木とカラマツの伐採80カペイカ」(陽の当たらない中庭で草むしり80分(*5))など色々なバリエーションがある。 好物はボルシチ。 ノンナ 副隊長。出身地は北海道網走市。通称ブリザードのノンナ。声と意味は同じだが 吹雪 ではない カチューシャとは逆に、身長172cmと女子高生にしてはかなりの長身かつ起伏に富んだナイスバディの持ち主。 しかも劇場版後の資料では身長176cmに伸びている。単なる誤字か本当に17歳にして僅か数ヶ月で4cmも伸びたのかは不明。 なお身長は172cmの時点で(設定がある中では)GuP全キャラ中最長身である。 何かと感情的なカチューシャとは逆にこちらは無口で無表情。 大声を出すような場面は極僅かである。 カチューシャの副官で、普段は彼女のワガママに付き合って世話を焼く一方で、カチューシャの「自分の心はシベリア広原の様に広い」という発言に「広くても寒そうです」と皮肉を言ったり、 ドラマCD等ではからかったり、趣味がカチューシャ日記なる怪しげなもの(内容は不明)である(*6)など、カチューシャが言う程彼女に心酔しているわけではないが、 カチューシャを目に入れても痛くないほど可愛がっているのは確かで、ドラマCDでは(カチューシャを含めた周囲がロシア語が分からないのをいいことに)クラーラとカチューシャの可愛いところ談義をしている他、 指揮官としてのカチューシャの才覚にも期待を寄せているようで、劇場版では(自分が殿を務めて撃破されることで)敢えて彼女の傍から離れ、その成長を促している。 プラウダ高校としてはカチューシャを唯一呼び捨てで呼び、その事を咎められない人物でもある。 ファンからは本作最強クラスの砲手の一人として名高い。 第二次世界大戦の時期の戦車では極めて困難な行進間射撃(*7)を当たり前の様に何度も成功させるなど、砲手としての能力に限れば当時の並の軍人以上である。 当該シーンは落ち着いて足を止めながらだったとはいえ、時に民謡『一週間』(原曲はロシア民謡)の鼻歌を歌いながら砲撃するなど精神的にもかなり余裕が見られる。 詳細は個別項目を参照。 クラーラ 劇場版から登場した新キャラクター。 ロシアからの留学生。本作では珍しい純然たる外国人。 隊長のカチューシャ、副隊長のノンナを様付けで呼んでいる。 普段はロシア語で話すが、日本語も堪能で、少したどたどしいが会話も問題なく可能。 初登場となる劇場版では終盤までロシア語でしか話さなかったため、カチューシャはその事実に驚いていたが、 試合後にみんなで温泉に入るシーンで、ゆっくり温まるよう(日本語で)カチューシャに忠告するノンナの言葉の後にロシア語で数を数え始めるなど、 周囲の日本語での会話や指示にきちんと対応しており、「(話せるかは別として)日本語が分かるのでは?」と思わせる伏線は張られていたりする。 基本的にカチューシャやノンナの指示には忠実で、その見た目もあって大人しい性格に見えるが、逃げるあんこうチームに笑みを浮かべながら「逃がさないわよ」と呟きつつ追撃するなど、 クールビューティーなノンナとは対照的に勝気な性格の持ち主。 特技はバラライカ(*8)の演奏で、劇場版にて演奏する姿が描かれた(ED映像であるため腕前は不明)。 父はロシア軍中佐で、プラウダ高校に来たのはノンアルコールウォッカを飲みながら外泊証明書と誤って編入書類にサインさせられてしまい、撤回しようにもそのために必要な莫大な違約金を支払えなかったためとの事だが、 この件が語られたドラマCDの内容は、ノンナとクラーラ以外の隊員がロシア語に明るくないのを良い事に、ノンナはクラーラがロシア語で実際に話しているのとはまるで違う和訳をしれっとカチューシャに伝えつつ、 実際にはカチューシャの目の前でノンナとロシア語で(カチューシャに関する)変態トークを繰り広げるというものであり、上述の理由もおそらくノンナが適当にでっちあげたものと思われる。 そもそも経緯が明らかにエリア88のパロディなので真偽はかなり疑わしい。ノンナもえらい詳しいな。30年以上昔の漫画なのに 因みに同CDによると、クラーラは父が手を尽くして持ち出したカチューシャの赤ちゃんの頃の写真(のマイクロフィルムとそれをデータ化したもの)を所持しているとの事である。 そんな事ができる辺りおそらく父が軍中佐なのは本当であろう。 なお、ニーナ・アリーナもロシア語は分からないながら、「ノンナと同じ変態の匂いがする」とクラーラにも恐怖を感じている。 CV担当はNHKでロシア語講座番組を持ち、本作でもロシア語指導を務めたジェーニャ氏で、クラーラのデザインモチーフも彼女からきている。 ぶっちゃけると、制作スタッフ曰くクラーラは最初からジェーニャ氏が担当する前提で設定されたキャラとの事。 また、ジェーニャ氏の父親は本当に元特殊部隊の中佐である。 ニーナ/アリーナ OVA「スノー・ウォー」で初登場。 以降劇場版などで度々登場している。 KV-2の装填手の二人組。二人とも1年生。 強い訛りとあのKV-2の巨大な砲弾を人力で軽々と装弾する怪力の持ち主であること、ノンナ・クラーラを少々恐れている点は共通。 ドラマCDではカチューシャとノンナから、後継者として期待されている様子が覗える。 ニーナはウシャンカと頬染めが特徴的。 身長140cmとかなり小柄。 中の人が青森県出身のためか、訛りがネイティブに近い。 アリーナは黒い短髪。 比較的地味なキャラであるためニーナと共にKV-2の小さい子コンビなどと一纏めにされがちであるが、 こちらは身長160cmとニーナとは異なり女子高生としては割と背は高い方で、メインキャラと比較するとまほ以外のTVに登場した各校隊長全員より背が高い。 中の人が岩手県出身のためか、訛りがネイティブに近い。 ドラマCDでは「鳥のミルク」ケーキを販売している店でアルバイトをしていた。 なお彼女たちは前述の通りKV-2の装填手であり、その車長は実は名無しのモブキャラ。 モブ車長の車員が名有りというのはガルパン世界でも非常に珍しい、というかこのKV-2のみ。 その為か劇場版の大洗連合の30輌の中で唯一の無名車長となっている。(*9) 白旗子(仮称) 本名・役職不明。 珍しく訛りが入っておらず、どちらかと言えばぶっきらぼうな口調。 大洗に降伏勧告を伝えに来た。 3時間後、降伏するかどうかの確認に改めて大洗の前に行くが、彼女らは士気高揚の為のあんこう踊りに熱中していたためしばらく気付かれず放置されていた。 なお実際に白旗を持っていたのは彼女ではなく、彼女と一緒に来た眼鏡を掛けた生徒である。 フラッグ車車長(仮称) 全国大会準決勝でフラッグ車に乗っていた乗員の一人。カチューシャ同様ヘルメットを着用する。 本名不明。髪型は黒のショートカット。CVはダージリン・ツチヤなどと同じ喜多村英梨と思われる。 カチューシャの「全車で包囲」という命令に対して「フラッグ車もっすか?」と聞いて「アホか!! アンタは冬眠中のヒグマ並みに大人しくしてなさい!」と怒られる、 主戦場から離れているとはいえ他の乗員と共に車外でお茶を飲んでいる(*10)、 IV号とIII突に追い回されてカチューシャに「合流させてください!」と頼んで「ニェート! 単独で広い雪原に出たらいい的になるだけよ!」と怒られる、 廃村を逃げ回れという指示に沿ったとはいえ2輌から追いかけられて只管同じルートをぐるぐる回る(*11)など、 どうにも間の抜けた印象が強い。 保有戦車 各車両の塗装は白一色の冬季仕様と、モスグリーン一色の夏季仕様の2種が存在する。 時期や試合会場によって塗り分けているのか2種存在するのかは不明。 保有数からして同一車種で2セットずつ持っていても不思議は無い。 あまりに地味であるため忘れがちだが、緑系カラーの戦車の初出は劇場版ではなく、みほの昨年度大会の回想やノンナの初登場シーン等で既に描かれている。 T-34 言わずと知れた第二次世界大戦を代表する戦車の一つ。 プラウダの主力を務めており、/76と-85が混在している。 全国大会準決勝では、7輌が/76、6輌が-85であった。 IS-2 ティーガーIに対抗して開発されたIS-1が火力不足と判明したため、更に火力を増強させるべくIS-1投入から僅か15日後に開発されたもの。 122mmという当時としては途轍もない大口径の主砲を持ち、全体的なシルエットはT-34と大差無いが、それと比べて非常に長い砲身が外見上の特徴である。 火力は良いとしても(ソ連戦車全般にも言えるが)窮屈で居住性が悪い、弾薬が弾頭・炸薬分離式なため装填に時間がかかる、装弾数が28発しかない(*12)といった欠点があった。 作中では常に1輌が投入され、015のマーキングが施されている。 また英語表記の「JS-2」や、愛称の「スターリン」で呼ばれる事もあった。 専らノンナの印象が強く、その火力と腕前で多くの戦果を挙げている。 KV-2 見た目からしてバケモノ染みた、実際色々な意味でトンでもない重戦車。 たった1輌でドイツ軍戦車複数台を相手取ってしばらく耐え抜いた「街道上の怪物」の逸話で有名である。 こちらも1輌が投入されている。車内のラックにサブマシンガンらしきものが置かれているのが確認できるが用途は不明。機銃代わりだろうか カチューシャのお気に入りの戦車であり、彼女からは「かーべーたん」「頼れる同志」などと呼ばれている。 車長は「目の前のIV号とIII突のどちらに攻撃するか決められず迷う」「不安定な地盤で砲塔旋回させる(その結果自滅した)」など、 あまり判断力に優れているとは言い難いシーンが目立つが、一方で文字通り身を挺してカチューシャを庇うなど、彼女への信頼と忠誠は強い。 小説版では砲手の名前は「マリーヤ」となっている。 KV-1 直接的な登場場面は無い。 継続高校が保有している事に異議を唱えている事が劇場版でニュース記事になっており、 どうやら継続高校に盗まれた戦車の様だ……(*13)。 などと言われていたが、最終章4話にて、そうではないことが明らかになった。 その他の保有機材 カチューシャ 世界初の自走MLRSと呼ぶべき車両。 ロケット弾を乗せるための鉄柵の様な架台が大量に並んでいるのが特徴的。 正式名称は「BM-8」もしくは「BM-13」で、何故カチューシャと呼ばれるようになったかは諸説ある。 カチューシャとノンナはこれに乗って大洗チームの元を訪れ、挑発だけして帰って行った。 完全に隊長の名前と掛けたダジャレ・出オチの一発ネタである。 RF-8 ソ連が運用していたアエロサン(プロペラ推進式スノーモービル)。 移動手段というより専らカチューシャが仮眠用ベッドに使用している。 操縦席に毛布とクッションを敷いているため戦車よりは寝心地は悪くないかもしれないが、カチューシャの体格でなければ寝るには些か窮屈ではある。 そのカチューシャですら身体を少し折り曲げなければ横になれない大きさである。 劇場版のエンディングでも登場、ホバークラフトの船内に持ち込み、やはりそこで寝ていた。 ズーブル(ポモルニク)級エアクッション揚陸艦 劇場版で登場。「ポモルニク」の名前はNATOコードである。 ソ連・ロシアの軍用ホバークラフト。 エアクッション艇としては世界最大級のサイズがあり、通常エアクッション艇と言えば人員や物資を積んで母艦と陸を往復するものだが、 こちらは揚陸艇ではなく揚陸艦であり、単独で運用されるのが特徴。 積載能力は150t、航続距離も約540kmと、ホバークラフトとしては性能は破格(*14)。 なお配備は1970年で、大戦中の装備ではない。 劇場版でプラウダ勢はこれを利用して試合会場まで行き帰りしていた。各部にプラウダの校章がプリントされているためおそらく学校の備品。 T-34二輌とIS-2、KV-2一輌ずつを積み込むと本体重量だけで160tを超すため、 おそらくサンダースのC-5Mなどと同様に性能強化が施されていると思われる。 劇中の活躍 第6話 本編初登場。 台詞は無かったがひまわりの花畑でポンプル高校を撃破した様をノンナが見下ろしている場面がプラウダの最初の出番である。 第8話冒頭 プラウダ学園艦にてカチューシャと既に準決勝で黒森峰に敗退していたダージリンがお茶会を開いていた。 その際、紅茶にジャムを投入しようとしたダージリンを止め、ジャムを直接舐めながら紅茶を飲む「正しいロシアンティー」の作法を教えていた。 ノンナも傍に控えていたが給仕を担当していた。やたら美しいロシア語でお菓子を提供する様は必見。 こんなに余裕をかまして大丈夫かというダージリンに対してカチューシャは相手は無名の弱小校、練習するだけ燃料が勿体ないと高を括っていたが、 ダージリンから「大洗の隊長は西住の娘」と聞いて大慌てする。 が、「――の妹の方」と知ると一転、やはり大した事はないと余裕を取り戻す。 因みにノンナは大洗を指揮しているのは西住であるとは再三言っていたらしい。 全国大会準決勝 試合前にカチューシャとノンナがカチューシャに乗り大洗陣営に挨拶、もとい挑発に向かう。 大洗の戦車の貧相さを嘲笑う、ノンナに肩車してもらい大洗全員を見下す、みほに対して「去年はありがとう、あなたのお陰で私達優勝できたわ」などと嫌味を言うなど、挑発するだけしてそのまま帰った。 この時の去り際の「じゃあね~ピロシキ~」の意味不明さは根強い人気がある。 また桃に対して恐らくは「粛清してやる!」と言ったのであろう場面が「しょくせいしてやる!」にしか聞こえないが、 単に舌足らずなイントネーションだっただけなのか本当に言い間違えているのかは不明。 いざ試合が始まると、カチューシャは「被撃破車はシベリア送り25ルーブル」「力の差を見せつけるべくフラッグ車以外を先に殲滅する」事を宣言、全員で『カチューシャ』を合唱しながら進撃する。 大洗と接敵直後に斥候2輌が撃破されるも、これは主力が待ち構える廃村に大洗を引き込む為の布石であり罠であった。 大洗側としては隊長こそ手応えの無さに違和感を覚えていたものの、メンバーがそれまでの試合で勝利を重ねて勢い付いていた事もあり作戦は見事に成功、 更に1輌を撃破されたものの、大洗をほぼ全周から包囲せしめる。 撃破車両こそ無かったが、大洗戦車は廃教会の中に逃げ込み、最早全滅は時間の問題という所まで追い詰める。 その後しばらく砲撃を続けるが途中で止め、白旗を持った隊員2名を送り込み「大洗がメンバーが全員土下座するなら降伏を認める」として試合を一時中断、 試合続行か降伏かを選ぶ時間として三時間の協議猶予を与える。 一思いに踏み潰せばすぐにでも決着が付いたものを敢えてそうしなかった理由を、桃は「全員自分より身長を低くしたい」、ダージリンは「相手のプライドを搾取するのが好きだから」と見ていたが、 カチューシャの本音は(それもあるだろうが)空腹と眠くなったのとで食事と仮眠がしたかったからであった模様。 他のメンバーも休息を取っており、焚き火を囲って食事したりコサックダンスしたりしていた。 大洗はというと「最早勝ち目は無い」「初参加でここまで来れれば十分」として降伏を受け入れる向きが強かったが、 生徒会が「ここで敗退した場合は大洗が廃校になる」と告白。 奮起したメンバーが戦意を取り戻したため、この3時間の内に破損していたIII突の履帯の修理やプラウダの包囲の偵察を実施する。 OVAで語られた所によると、ニーナが偵察していた優花里とエルヴィンを(プラウダの衣服を拝借していたとはいえ)プラウダの先輩と間違えて防御陣形を全部バラすという大ポカをやらかしており、 カチューシャが用意したフラッグ車に向かって来られた場合の対策を完全に無にしてしまっていた。 因みに、この件が原因かは不明だがドラマCDであんこうチームの面々が対戦校各校を訪問する事になった際、優花里はプラウダ行きを辞退していた。 大洗としては天候悪化、空腹、寒さが重なり再び士気がどん底に陥ったため、士気を取り戻す為にみんなであんこう踊りをしていた所に先の使者が再訪。 降伏しないと聞くと今度こそ大洗を殲滅すべく戦闘を再開する。 カチューシャは包囲網に一ヵ所だけ意図的に穴を空けており、「もしそこを通って突破しようとすれば再度包囲して集中砲火を浴びせる、もしフラッグ車を狙われた場合は隠れ潜むKV-2が迎撃する」という二段構えの策を講じていたが、 大洗は意図的に空けられた包囲の穴でもフラッグ車でもなく、最も包囲の硬い部分の強行突破を狙うという奇策に出る。 不意を衝かれた格好となったプラウダは逃走する大洗を追撃に向かうもt38が単独で足止めと囮を請け負い、T-34が2輌撃破、もう2輌が履帯を破壊され追撃不能になってしまう。 直後にt38はノンナによって撃破され、プラウダ本隊は追撃を再開する。 更にIV号とIII突も大洗本隊を離れフラッグ車を探していたが、カチューシャはそれを把握しつつもあくまで大洗のフラッグ車を追撃する事を目指していた。 追撃中にIS-2に乗り換えたノンナの砲撃で次々と大洗戦車を撃破して行くが、一方でプラウダもフラッグ車を発見され、護衛を担っていたKV-2も撃破されてしまう。 両軍とも護衛を無くしたフラッグ車が必死に逃げ回った末、ノンナによる八九式の狙撃と、車体を雪中に隠したIII突の元に誘導されたプラウダフラッグ車が被弾するのはほぼ同時であった。 果たして、八九式は被弾寸前に車体を僅かに逸らした事で、車体後部から煙を上げ履帯を片側失う程の損傷を受けたものの撃破判定を免れ、 また底面を砲撃されたプラウダフラッグ車からは白旗が上がり、プラウダの敗北となった。 結果だけ見れば、大洗を弱小と見下し余裕を見せた事による「カチューシャの慢心の結実」と言うべき敗北であった。 試合後はカチューシャは悔し涙を堪えつつ改めてみほの元を訪れ、「もし包囲されたまま砲撃を続けられていたら負けていた」という彼女に対し、 「みほの指揮ならば或いは」と彼女を認め、ノンナの肩車から降りて自らみほを見上げながら彼女に握手を求め、その後は彼女なりに大洗を激励した。 なお、この試合に於けるプラウダのキルスコアは全てノンナのものである。 全国大会決勝 他の決勝以前に出会った隊長たちと同様、試合前にみほの元を訪れ応援する。 この時初めて「ミホーシャ」と呼ぶ。 カチューシャの去り際はやはり「じゃあね~ピロシキ~」であった。 試合中は大洗の戦法や作戦に関心してゴキゲンになったりノンナに肩車されながらゆらゆらしたり、マウスの登場に不安になるなど表情がコロコロ変っていた。 エキシビション 劇場版前半。 聖グロチームとは別動隊としてゴルフ場の後方から大洗・知波単連合に接近する。なおこの試合ではノンナは最初からIS-2に搭乗していた。 劇中でもノンナが指摘している通り、迂回すればもっと早く到着したのだが敢えて突破に拘ったため時間がかかった模様。 クラーラはここで初登場し、ノンナとロシア語で会話してはカチューシャから「日本語で話しなさい!」と突っ込まれるお約束が始まった。 大洗チームが市街に撤退してからは大洗チームの挑発に付き合わず、あくまでチームで固まってフラッグ車のみを追撃する。 大洗役場前で1輌がアリクイさんチームの初撃破として食われる、役場前突破と同時にレオポンさんチームを撃破する、 また1輌がアリクイさんチームの誘導に引っ掛かりカモさんチームに撃破される、 砂浜を逃げるIII突のCV33ターンを軽くいなし側面から砲撃して撃破するなどして行く。 なおOY-12地点通過時にレオポンを撃破したのはノンナと紹介される事が多いが(*15)、 ポルシェティーガーの被弾箇所の多さと損傷の激しさから実際にはノンナ一人というより現地に集まっていたプラウダ戦車の総攻撃だったと思われる。 クラーラはあんこうチームを追撃している内にカーブを曲がり切れず、肴屋(大洗・聖グロの練習試合で聖グロに小破させられた旅館)の玄関先に突っ込んでしまう。 この時点ではまだ行動可能だったのだが、続いてスリップして操縦不能になっていたローズヒップのクルセイダーまで突っ込んできた上に、 衝突した拍子に両戦車の燃料が破壊され引火、大爆発を起こした末に倒壊した肴屋の瓦礫の下敷きにされるという憂き目に遭い脱落した(*16)。 また磯前神社の階段を戦車で下るという無茶をやるIV号を前に「ミホーシャにできて自分でできない筈はない」と同じく階段を下って追撃、 ノンナはそんなカチューシャを前にこっそり神社に礼をして安全を祈っていた。 大洗から逃げるダージリンはカチューシャの指示に従い浜辺を通って逃げ、また大洗迎撃の為に海中に隠れていたKV-2が登場する。 この時、水が入らない様にカバーやキャップを施していた。 直後に八九式と福田のチハに攻撃を受けるが、天井を掠めただけでダメージにはならなかった。 結果としてKV-2が撃った2発の砲弾は狙いを外し近くのホテルと水族館を破壊しただけに終わり、不安定な地形で砲塔旋回した結果転倒という自滅同然の形で戦闘不能となった。 その後は道路を走りながらノンナが追撃中のアリクイさんチームを仕留め、また段差を上がろうとしたカモさんチームを倒し、カチューシャ、ダージリンと共に大洗チームを追い詰める。 ここでも今謝ったらと降伏を勧告するがあんこうチームは無視、階段を上がってダージリンを追撃する。 IV号を砲撃して弾き飛ばし狙いを逸らす、チャーチルに執拗に密着するIV号を狙えず攻めあぐねるなど熾烈な読み合いの末、 最終的にダージリンの指示に従い盾となったカチューシャがIV号の砲撃からチャーチルを守った事で、 カチューシャは撃破されたもののチャーチルがその隙を突く形でIV号が撃破され、フラッグ車戦闘不能により聖グロ・プラウダ連合の勝利となった。 なおノンナ車はこの試合ではプラウダチームとして唯一の生存チームであった。 戦後は潮騒の湯でカチューシャ・ノンナ・クラーラが大洗チームと一緒にお風呂に入っていた。本編中唯一のプラウダのお風呂シーンである。 さっさと上がろうとするカチューシャに、ノンナは最低100まで数えてから上がるように言い、クラーラはロシア語で数字をカウントしていた。 大学選抜戦 黒森峰、サンダースに続き3番目に到着。 カチューシャとクラーラのT-34、ノンナのIS-2、ニーナ・アリーナのKV-2の4輌で参戦する。 やはり大洗の制服を着ていたが、カチューシャだけ袖が余っていた(ノンナの仕業らしい)。 一番乗りを目指していたがカチューシャの寝坊により遅れてしまった模様。 作戦会議でカチューシャは「二重包囲し、冬まで待って冬将軍と一緒に反撃」を提案していた。 二重包囲はともかく後半がどこまで本気かは不明。ちなみに彼女曰く殲滅戦には時間制限が無いらしい。 なお、ソ連の軍事マニュアルには『敵の侵攻を受けたときはまず敵を国土深く誘い込み、降雪を待ち、然る後冬将軍と共に反撃すべし』と書いてあるというジョークが存在するため、 本気かどうかはともかく発言はこれが元ネタと考えられる。 大隊長をみほとして中隊長にまほ、ケイが任ぜられた事で「西側ばっかりじゃない!」と文句を言うが、まほからギロリと睨まれ引き下がる。 直後にみほからひまわり中隊副隊長に任命された事ですぐに機嫌を直した。 作戦名決めではカチューシャはビーフストロガノフ作戦を上げていた。 なおこの間ずっとカチューシャはノンナの肩車である。 ひまわり中隊として中央を進行、台地を発見するとカチューシャは高地の優位性と大学選抜の主力であるM26の登坂力の低さからすぐさま確保を提案する。 まほはわざと空けて誘っている可能性を指摘するも、カチューシャはそれを消極的と反対、 最終的にはまほも取得できれば優位には違いないと認め、共に確保に向かう。 カチューシャはこの高地を「203高地」と名付けて揚々と進撃するが、 203高地と言えば日露戦争でロシアが凄絶な争奪戦の末に敗北した、ソ連モチーフのプラウダ的には非常に縁起が悪い土地である。 カバさんチームは「どういう戦いか知っているのか?」「負ける気か?」と呆れていた(*17)。 最終的に203の奪取は成功したものの、前方に見える大学選抜チームへ攻撃しようとした直前にカール自走臼砲による爆撃染みた曲射砲撃に遭い、更に台地の周囲を包囲される憂き目に遭う。 急な土砂降りとカールのべトン弾が降り注ぐ中、まほの先導で高地からの脱出を目指すも、後方から進撃する大学選抜チームを食い止めカチューシャを守るべく、クラーラが自ら殿になろうとする。 カチューシャとノンナはあくまで全員での脱出を目指しており、ノンナも「そんな事をすればカチューシャに嫌われますよ」と忠告するが、クラーラは「勝てるならそれで本望」と、一人残る意思を譲らない。 ここに至っても未だにノンナとロシア語で相談していたためカチューシャはいい加減日本語で話せと怒鳴るが、 クラーラはここで唐突に「カチューシャ様、お先にどうぞ。それでは、御機嫌よう」と流暢な日本語を使い始める。 そしてカチューシャもクラーラが殿になるつもりである事に気付き、止めようとするもクラーラは「一緒に戦う事ができて、光栄でした」と言い残すと、 「プラウダ(正義)のために!」の叫び(*18)と共に追撃する敵戦車群に向けて特攻、直後にカールの砲弾の直撃ないし至近弾を喰らうという壮絶な最期を遂げる。 続いてKV-2も車長(*19)の提案により、その車体で物理的に道を塞ぎカチューシャの盾となる為に立ち止まる。 ノンナも引き換えし、追撃するパーシング3輌に挑んで行く。 カチューシャはこの上にノンナまで失う訳には行かないと引き留めるが、ノンナは珍しく声を荒げながらあくまでカチューシャを先に行かせようとする。 そして、カチューシャはこの先に必要な人間だと、そして自分達が居なくなっても大丈夫と告げ、パーシング1輌を撃破、 1輌は自身を壁とし機関銃の連射による目眩ましで足止めし、更にもう1輌と刺し違える形でノンナは果てる。 KV-2も履帯を破壊され最早動けなくなってなお壁として居座り、カチューシャに「早く行け!」と檄を飛ばしながら盾としての役を全う、IS-2と同時に斃れた。 カチューシャは部下3輌を立て続けに失ったショックで呆然としつつも、目に涙を浮かべながら撤収、大洗連合本隊に合流した。 なお、GuP全編を通してもここまで人が死んでそうな雰囲気で戦車が倒されたのはここくらいである。 カチューシャは合流後、部下全員を喪失した事で落ち込むも、ダージリンから「まだあなたが残っている」と励まされ、直後に奮起する。 (なおこの時カチューシャは自分の戦車に乗っている乗員の事を失念しており、小説版では彼女たちが聞こえないようにツッコんでいた) 遊園地への撤退後は南門を防護、当初はこちらが大学選抜主力と思われたが、CV33の報告から実際には西門が主力の可能性が出たため、 南門戦力の大方をそちらに移動させつつ、自身はまほ、エリカと共に南門に残り続ける。 しばらく待っても攻撃が散発的なままだった事から、南門側に居る敵戦車は4輌だけの陽動部隊であると判断、 まほ、エリカ共々パーシング1輌ずつを撃破し、ただ一人生き残り逃げようとするチャーフィーを追撃しつつ本隊との合流を目指す。 ミフネ作戦による野外音楽堂で包囲されていた大洗連合主力との合流後はレオポンさんチーム、アリクイさんチームと行動を共にする。 部下を失った責任感と負い目から必要以上に攻勢に出ようとするのを両チームに諫められ、また励まされた事で改めて元気を取り戻し、両チームを一時的に配下とする。 レオポンさんチーム・アリクイさんチームからは呼び捨てにするなと言われて「カッちゃん」のあだ名を付けられた。 その後は西部劇風の街並みに突入、巧みな指示によりレオポンとアリクイに1輌ずつ撃破させ、自身も1輌撃破に成功する。 この時カチューシャは何故か「ジェロニモ」と呼ばれていた。 ねこにゃーはパーシングを見て「騎兵隊がやって来た!」等と言っており、西部風セットと合わせてネイティブアメリカンをロールプレイする上で彼女を酋長に見立てたのだろう。 その後はアリクイさんチームに代わってエリカ、ルクリリと合流、愛里寿との合流を何としてでも阻止すべく三副官を追撃する。 ルクリリは三副官を発見した直後に落とされ、また追撃しようにもかなりの距離があったためそのままでは追い付けなかったが、 レオポンさんチームが切り札"EPS"を使用した事と、その後ろにぴったりとくっつく事によるスリップストリーム効果で猛加速、一気に距離を詰める。 カチューシャは自身の「ぶつけてでも止める」という言葉通り、ルミ車にT-34ごと体当たりを仕掛けて射線をずらさせると共に動きを止め、 その一瞬の隙を突いたエリカにルミ車を撃破させる事に成功。 直後に自身とエリカも撃破されるが、己と引き換えに三副官をそのまま愛里寿に合流させる事だけは阻止に成功した。 ノンナの言った通り、遊園地への撤退後はカチューシャの巧みな指揮によって多くの戦果を挙げ、更には三副官の合流阻止まで果たしているため、 彼女らが文字通り身を挺してまでカチューシャを守った価値と意味は非常に大きかったと言える。 ファンからは「もし三副官が愛里寿と合流してしまっていたらその連携攻撃によりみほ・まほでも撃破されていた可能性が高い」と目されており(*20)、 それを考えればノンナらの判断は正しかったどころか大洗連合の勝利の遠因とさえ言えるだろう。 ちなみに、カチューシャは撃破後にノンナではなくエリカに肩車されていた。 ノンナは他の撃破されたプラウダ勢共々トラックの荷台に乗っていたため、ほぼ同時に撃破された事でたまたま手近に居たエリカに乗ったのだろう。 大洗の勝利がアナウンスされた時、クラーラはどこに持っていたのかノンアルコールウォッカで乾杯していた。 試合後はおそらくは学校所有のズーブル級ホバークラフトで帰投、カチューシャは船内に持ち込んだアエロサンで実に機嫌の良さそうな寝顔で眠りについており、 またノンナは全国大会の様に子守唄を歌い、クラーラは傍でバラライカを弾いていた。 総合すると、カチューシャは劇場版の戦いでは全般的に捨て身の連携的な活躍が多い。 エキシビションではダージリンの盾になり、大学選抜戦ではルミを撃破する為に泥臭い役を担うなどしている。 またクラーラはエキシビションではローズヒップが起こした爆発と肴屋の倒壊で、大学選抜戦ではカールの砲撃でと、 何の因果か劇場版の戦いでは何れも途轍もない大爆発でリタイアしている。 無限軌道杯 カチューシャは高校卒業後はロシアに留学するつもりらしい。 しかしロシア語の勉強は全く進んでいない模様。 またこの頃カチューシャは手影絵がマイブームらしく、野球のサインよろしく作戦伝達を手影絵で行う事が多くなった。 自分が分からないロシア語でばかり喋るクラーラへの当てつけであろうか……。 最終章第1話では大した活躍などは無かったが、アヒルさんチームと福田が訪れたたらし焼きの店の背景をよく見ると、カチューシャが大きく描かれた生徒募集ポスターが貼られているのが確認できる。 まさか大洗女子のメンバーを引き抜こうとしているのか……? 1回戦は危なげなく突破、最終章第3話の2回戦ではエリカが指揮する新生黒森峰と対戦する。 マウスを先頭にゆっくりと正面から進撃する黒森峰に対し、高地からの迎撃という優位を取った事で次々に黒森峰戦車を撃破。 大洗があれだけ手を焼かされたマウスも、KV-2の砲撃のショットトラップ(*21)により瞬時に撃破してしまう。 このまま黒森峰フラッグ車までもが撃破されるのも時間の問題と思われたが、エリカが突如として作戦を変更、III号を主力にした少数部隊の奇襲を仕掛ける。 エリカの唐突かつ黒森峰らしからぬ行動に大急ぎで対応するも、クラーラの乗るフラッグ車を下からの砲撃から身を守る為に窪地に深く埋め込んだ事が災いし、 脱出できず逃走に手間取っている内に撃破されてしまい、ここで敗退となった。 この時、カチューシャは物凄い顔芸を見せた。 またT-34のキューポラの蓋の上に飛び乗り、その上に立って索敵するという驚くべき身軽さとバランス感覚を披露している。 なお、それ以前がどうだったかは不明だが、無限軌道杯2回戦にて大洗女子学園のように(北方の動物)さんチームという大洗に準じたチーム命名則がある事が判明している。 とはいえ大洗が動物名をチームにするのは初心者揃いであるチームへの指揮系統を素早く、わかりやすくする為(それとメタ的に視聴者にも多すぎる登場人物を把握させやすくするため)であり、ベテラン揃いのプラウダには余り意味はない。 よしんばチーム名として効果が見込めたとしても肝心の名前がバイカルアザラシさんチーム、ユキヒツジさんチーム等という長過ぎるもので指揮系統の高速化にもつながっていない。 メタ的にもチーム名が呼ばれたりはしたが所属メンバーの顔すら映らなかった為、視聴者へのキャラ紹介にすらなってない(*22)(*23)。 …と散々な結果ではあったが、カチューシュなりにみほをリスペクトしているという何よりの証拠であり、同時に形からでも新しい戦術、戦略を試そうとする柔軟性の現れであるのは明白。 実を結ばなかったものの勝利や新しい戦術への渇望と貪欲さはまさしくプラウダらしいと言えるだろう。 スピンオフ 『もっとらぶらぶ作戦です!』 ノンナとクラーラが変態性と高スペックを兼ね備えた危険人物というトンでもない扱いになっている。このテの作品では致し方ないと言うべきか… カチューシャ日記やらドラマCDやら公式でもこんな調子なのでぶっちゃけ本編と大差無いかも 原作でもカチューシャを敬愛している様子は見られるが、本作の件の二人は最早ロリコンかペドフィリア(*24)である。 これでも『らぶらぶ作戦』同人時代よりは各段にマシになっているのだが…… 他にはカチューシャの身長ネタが多い。 意地でも肩車をしようとしてひどい目に会ったり、ノンナと間違えて西住しほムラカミに乗ってしまったりといろいろやっている。 夢オチだがカチューシャがノンナより背が大きくなるという驚天動地のネタもある。 ニーナに至っては、登場すると高い確率で不運に見舞われている。 ある話では、本編で秋山殿に情報をダダ漏れにしてしまったことを査問されて粛清されかける。 別の話では、カチューシャが前年度の優勝を記念して自身の石像を製作したが、その石像が背が高くスタイルもよいものだった為(*25)、あまりの本物との違いに思わず吹き出してしまい、さらには不注意でその石像を破壊してしまったことで粛清されかける。 これまた別の話では、カチューシャ達5人がホラー映画を見て、ゾンビにびびって自身の周りを他の4人で固めるカチューシャに対し、ゾンビよりもノンナさんとクラーラさんを警戒した方がええんでねえか?と言ってしまい、2人に粛清されかけた。 性別反転ネタではカチューシャとノンナの体格が逆転し、長身のカチューシャがショタノンナを右肩に乗せている様が描かれた。 ちなみにロシア語監修は劇場版と同じく、クラーラ役のジェーニャ氏が担当している。 『プラウダ戦記』 カチューシャを主役とし、彼女とノンナがプラウダに入学し出会った頃、つまり本編の2年前から始まる。 ノンナの髪が今より短く、しかもカチューシャの事を心酔どころか嫌悪してさえいたという、本編とは違った一面を伺う事ができる。 本作は本編と比べて些かダークな作風であり、暴力描写や陰湿なイジメといったシーンがあるので、少々人を選ぶ作風ではあるが一見の価値は十分ある。 まあ作者や作風から考えても『リボンの武者』の様に本編とは明らかに別物のパラレルワールド作品として捉えたほうがいい。 なお、フミカネ氏から生まれた非公式キャラであるアールグレイが登場しているのも特徴で、性格が色々な意味でハジケている。 『朝まで生戦車!』 カチューシャが登場。 相変わらずの我の強さで強気にプラウダを推していたが、いよいよ目に余ると判断されたのか何者か(ノンナのシルエットに似ている)によって途中で強制退場させられ、 CMが空けた後にはカチューシャの席には代わりにボコの縫いぐるみが置かれていた。 少ししてカチューシャは戻って来たが、しばらくの間何かに怯えた様に大人しくなっていた。 余談 地吹雪とブリザード 隊長と副隊長の異名であるが、同じに思われるかもしれないが微妙に異なる。 「地吹雪」とは地面に積もった雪が風で吹き上げられる現象。 因みに地吹雪と降雪が同時に発生する現象が「吹雪」である。 ブリザードは元々は北アメリカ発生する強い吹雪を指した語で、南極の激しい吹雪も同様に呼ばれる。 今日の日本ではそこから転じて「猛吹雪」の意味で用いられている。 どちらにせよ、著しい視界不良と低気温、暴風が発生する事は共通している。 どの辺が?とか、ロシア・ソ連モチーフなのにそこはアメリカ由来の英語かとか言ってはいけない。結局プラウダは日本の学校で生徒は日本人である 元ネタ 校名の由来は1912年5月5日(旧暦では4月22日)創刊のソ連の新聞『Правда(プラウダ)』と思われる。 ソ連で最も読まれていた新聞の一つである。意味は「真実」「正義」など。 都合の悪い事は隠してプロパガンダばかり載せていたため、情報源としての信頼度は低いと見做されていた。 このため、 アメリカ人「我が国にはサタデー・ナイトライブがある」 イギリス人「我が国にはモンティ・パイソンがある」 ソ連人「我が国にはプラウダがある」 (*26) だとか、 同様の事をしていたもう一つのソ連の主要な新聞『イズベスチヤ(「ニュース」の意味)』と合わせて、 Q.プラウダとイズベスチヤの違いは何か? A.プラウダにイズベスチヤ(ニュース)は無く、イズベスチヤにプラウダ(真実)は無い などと揶揄されていた。 なおプラウダは現在のロシアでも読まれている。 テーマ曲 第二次大戦当時のソ連の戦時歌謡曲『Катюша(カチューシャ)』が多用されている。 劇場版のエキシビションや学園十色でもプラウダが登場する度にカチューシャが流れた。 なお、本作で後に一種の名物となる「敵チームの行進中の合唱」を最初に行ったのも本校である。 またチャイコフスキーの「くるみ割り人形」も度々使われている。 KV-2の流れ弾 エキシビションでKV-2が破壊したホテルだが、ホテル側から「是非ウチに弾を撃ち込んで吹っ飛ばしてください!」と頼み込んで来たらしい。 そして大洗でのイベントの際には劇中で砲弾が貫通していた部分にブルーシートを被せるというノリの良さを発揮していたそうな。 その後も、被弾箇所に弾痕が描かれたシールを貼り付けたりしている。 行くわよ! 敢えてテンプレだけ残して、後はみんな追記修正してやる! 力の違いを見せつけてやるんだから! Урааааааааааааааа!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 大洗の人達無駄にノリいいよね… -- 名無しさん (2021-04-22 18 55 09) 確かに、劇場版はこの子らだけ戦争映画やってたね……これ芸術系科目の発表会じゃなかったっけ?とw -- 名無しさん (2021-04-22 20 36 45) もっとらぶらぶだとノンナとクラーラがヤベー奴だけど、より幼く見えるニーナに無関心だからロリコンとは違うと思う。むしろロリコンはバミューダトリオのほうかと -- 名無しさん (2021-04-22 20 44 44) ドリタンでバミューダとノンナとクラーラが無言の握手してるとこ好き -- 名無しさん (2021-04-23 21 41 17) IS-2の1944年型はアドバンスト大戦略という有名ゲームで強すぎて(というか固すぎて)、日本人にティーガー2より遥かに強い戦車だという誤解を与えた事で有名。 -- 名無しさん (2021-04-23 23 24 31) カチューシャの声質がイカ娘とほぼ同じである。担当声優の金元さんは確かにイカ娘で有名だが、むしろイカ娘の声質での演技は珍しい。普段の担当役の多くはもっとヒロインっぽい声である。 -- 名無しさん (2021-04-23 23 30 06) みほの転校とか生徒会の告白とか大洗の廃校に妙に関わっている。ある意味真の救済者。 -- 名無しさん (2021-07-07 08 14 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/garupan/pages/136.html
スペック 車体長 6.87 m 全幅 3.27 m 全高 2.85 m 重量 45.0 t 懸架方式 トーションバー方式 速度 整地 55 km/h /不整地 25 km/h 行動距離 250 km エンジン マイバッハHL230 P30 馬力 700 hp 車体装甲厚 前面 80 mm /側面 40 mm /後面 40 mm 砲塔装甲厚 前面 45 mm /側面 45 mm /後面 45 mm 主砲 名称 貫徹力 装弾数 7.5cm KwK42 L/70 AP 138 mm / APCR 194 80 第二次世界大戦においてドイツが製造した中戦車の一つがこのパンターこと「V号戦車」である。 ただ「V号戦車」という名称は後に廃止され、パンターが正式名称になったよ! 以降のドイツ製戦車は今に至るまでネコ科動物の名前という法則のはじまりでもあるんだ。 兵器の名前には国ごとにいろんな法則性があるから調べてみるのも面白いかもね。 T-34超やべぇ!って言うんでグデーリアンのおっさんの肝入りで設計された戦車で、T-34から傾斜装甲を取り入れ防御力を上げて、さらに70口径の7.5cm砲による高火力を持つが・・・その分お値段がかさんでしまうのが玉に瑕!でも、足回りとか装甲とか手を抜くべきとこは抜いてます。量産型だからね。 なお、ガルパン本編ではG型が登場しているが、バリエーション車輌としては初期生産型のD型や指揮戦車仕様、激レアなF型が存在するよ!